暘州通信

日本の山車

02667 杭全神社祭

2008年06月16日 | 日本の山車
02667 杭全神社祭
大阪市平野区平野宮町2-1-67
杭全神社(くまたじんじゃ)
□祭神
素盞嗚尊
合祀
熊野三所権現の、
伊弉冉尊
速玉男尊
事解男尊

□祭は七月中旬。
夏祭りは平野だんじり祭ともいいだんじりを曳く。

□汎論
創祀は貞観四年(八六二)、征夷大将軍、坂上田村麻呂の孫にあたる坂上当道が素盞嗚尊を勧請して社殿を創建したのにはじまると伝えられる。
建久元年(一一九〇)に熊野證誠権現の伊弉諾尊、元亨元年(一三二一年)に、熊野三所権現である伊弉 尊、速玉男尊、事解男尊を勧請して合祀した。
後醍醐天皇から勅額を受け「熊野権現社の総社」とされた。
本殿は重要文化財の指定を受ける
本殿 第一殿 元禄三年(一六九〇)の建立。
旧春日大社の本殿で、一間社春日造、檜皮葺き。
本殿 第二殿 永正十年(一五一三)の建立。三間社流造、檜皮葺き。
本殿 第三殿 永正十年(一五一三)の建立。一間社春日造、檜皮葺き。
日本で唯一連歌所が残る。宝永五年(一七〇八)に再建されたもので、大阪市指定文化財に指定されている。