一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

北朝鮮は約束を守るのか

2018-03-11 05:38:40 | 日記

北朝鮮の金正恩委員長がアメリカのトランプ大統領と会談することが進められている。過去に北朝鮮は核放棄を宣言して、且つ、約束をしながらこれを破ってしまった。約束を守らない、という北朝鮮のこれまでの歩みを果たして信用することが出来るのだろうか。北朝鮮だけではない。韓国も同じように約束事を破っている。北朝鮮も韓国も同じ朝鮮民族、この民族は他人との約束事を破ることを平気で行う。

約束を守れない民族、というレッテルは簡単に剥がすことは出来ない。何度の約束事をし、条約まで結んでも簡単に反故にしてしまう。これは民族性なのかもしれない。21世紀になっても未だ未開民族のまま進んでいるのだろうか。今回、北朝鮮の呼びかけでアメリカも動くようだが、果たして本当に約束を守るのだろうか。いや、約束を守れるのだろうか。ここまで来ると、北朝鮮が安易に呼びかけを行った、と思いたくないのだが、しかし、結果を見るまで解らない。

北朝鮮が本気で核を放棄することが出来るのだろうか。この取引には大きな要求が隠されているかもしれない。北朝鮮は非核化の条件にアメリカ軍の朝鮮半島からの撤退を求めてくる可能性は高い。このような条件をアメリカは飲めるわけがない。朝鮮半島は北朝鮮だけでなくロシア、中国との関係もあり、東アジアにおけるアメリカの壁があるから何とか支えられているのである。

アメリカ軍が朝鮮半島から撤退したら北朝鮮の力がより強まり、韓国の北朝鮮化、赤化が進むのではないか。従って、アメリカ軍が韓国から撤退するという事は絶対にないだろう。これは、北朝鮮がどのような条件を提示しようとも、アメリカ軍の撤退は有り得ないという事だ。韓国が赤化する、或いは北朝鮮に飲み込まれる、という事態は東アジアにおけるアメリカの力がすべて失われる、という事に繋がる。

トランプ大統領は北朝鮮の呼びかけに答えたのは、北朝鮮がどこまで本気で核の放棄を考えているかの確認のためでなないだろうか。核の放棄を完全に行えるような条件が整い、IAEAの査察を受け入れ、全ての核のありかをあからさまにすることが出来るか、という事だ。クリントン大統領の時に、IAEAの査察を受け入れたが、偽装工作を行い、最終的には核をすべて把握することは出来なかった。最終的には北朝鮮は約束を守るか、という事に尽きる。また、アメリカとして、出来ない条件を出されても、それは受け入れることは不可能だろう。

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