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中国の科学技術、何故二流にもなれないのか

2018-03-01 05:21:35 | 日記

中国の科学技術は、見かけ上は立派そうに見えるが、中身は空っぽだと云われている。要は張りぼてという事だ。中身が何もなくて、見かけ倒しを世界に発表しているのだ。何故、先端技術を手にすることが出来ないのか。それは中国人の性格的なものから来ている。西欧諸国は新しい技術を開発するのに汗水流して研究をしてきた。決して短期間で簡単に出来たわけではない。中国は地道なことをやるのが不得意のようだ。

未だに自動車エンジンを自国で造れない、航空機エンジンが自国で造れない、コンピューターの基礎技術の開発が出来ない、というように基礎研究が出来ないのだ。基礎をしっかりと遣らないで、他国が造ったものを唯コピーしているだけでは技術の進歩は望めない。精密機械技術が発展しないのは精密機械を造るための旋盤が造れない空だろう。削る、穴を空ける、切る、曲げる、磨く、という基本的なことが出来ないと精密機械を造ることは出来ない。

また、素材の研究も中国は進まない。材料研究は機械を造るための基礎となるものだ。研究は基礎からしっかりと遣る、という基本原則が中国では馴染まないのかもしれない。学問を基礎かやらないと次に進んだ時に応用も間々ならない。これは語学などでよく言われることだが、科学技術も当然同じことが言える。基礎学問をしっかりやっていないで応用に入っても何も生まれない。

軍事技術はあらゆる技術の賜である。過去に軍事技術から多くの先端技術が生まれている。宇宙工学や原子力工学、精密機械工学などは戦争がその技術の進歩を進めてきた。中国は世界第2のGDPを達成してきたが、技術の進歩を自国のものにするためには模倣を越えなければならない。そのためには何からやらなければならないか。全ての分野での基礎研究である。これをやらない限り、世界のトップになることは出来ないだろう。

今年、中国で製造されたジェット旅客機が飛ぶと云われているが、果たして上手くいくだろうか。国際認証を得られないまま飛ばす、という事なのだが、安全性は確保できるのだろうか。この飛行機に乗るのは一体誰なのか。少なくとも小生は乗りたくない。命綱をつけないで綱渡りをするようなものだからだ。もっとも、若しも事故が起きても何も発表しなければ誰も事故を知らないで済むことになる。中国のお得意の業である。事故を隠すことくらい簡単だ。技術を高進させることは簡単ではない。

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