一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

中国が軍備増強なのに、日本の自衛力増強に何故反対

2018-03-21 05:26:35 | 日記

中国は自国の軍備増強がものすごい。ここ数年で2倍で3倍に増強されているのだ。勿論、公表されている数値はもっと少ない。実際には公表の2倍から3倍、もしくは5倍くらいになっているかもしれない。増強をすることでアメリカと同等、或いは超える、というのが中国の目標だ。この目標は10年位で達成されるかもしれない。しかし、その内容は果たしてアメリカに追付くものなのだろうか。

今や戦争は情報戦が主体だ。中国陸軍は世界で1,2を争うほどの軍隊だろう。しかし、空軍と海軍は近代化されているかどうか解らない。空軍の場合は、なにせジェット戦闘機のエンジンを自国で開発できないくらいなのだ。今使っている戦闘機のエンジンが基本設計がロシアのものである。それを中国が改良して作っている状態だ。最新式のジェットエンジンの開発が中国で出来るようになるには基礎が出来なくてはならない。

基礎の中には材料の研究が欠かせない。中国が作る航空機の殆どがアメリカやヨーロッパのパクリである。設計もロクに出来ない中国が果たして空軍でアメリカを追い越すことが出来るだろうか。また、海軍では航空母艦が必ず必要になってくる。当然原子力を搭載することになるのだが、これも自国で造れない。大型ガスタービンは勿論、原子力エンジンも造ることが出来るのだろうか。

航空母艦と言えばカタパルトだが、現時点では中国では造ることが出来ない。従って、空母から発進する時には重量がある戦闘機は発進が出来ない。中国は何故か基礎学問が発達しない。殆どすべて他国で開発されたものをそのまま買い入れることで済ましているのだ。この考えを続けている限り、先進的なものを造ることは難しいだろう。ロシアだって、最新鋭のものを中国には輸出していない。

外国の技術を取り入れるのはいいが、何処の国も自国で開発したものを黙って中国に売ることはしない。中国は確かに宇宙へ人間を飛ばした。しかし、だからと言って技術的な面ではそれほど進んでいるとは到底思えないのだ。軍事面は特に機密性が高いために、外国へ技術が流失することは殆どない。お金を何処に投入するか、という事だろう。将来のために基礎技術に投入してこそお金を使う価値があるのではないか。そういう意味では日本の防衛力も適正に増強しないといけない。中国から常に領土を狙われているからだ。

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