『日韓:揺らぐ慰安婦合意 韓国野党から「見直し論」』という記事が出ていたので、何となく表題のような考え方が頭の中を走った。一つの国が、国として他国と条約や協定を結ぶ。そのようなことは国として当然のことなのだが、政権が変わる毎に前に結んだ約束事を反故にする、というようなことを言われたら相手国はどうすればいいのか。このような国が今の韓国なのだ。
国際条約は政権がどのように変わろうとも約束を守らなければならない。ただ一つの例外は「政変」或いは「クーデター」である。このような事態が起きたら過去にもあったのだが、今までに結ばれた約束事はすべて「なし」になってしまうことになる。政変が起きることで国そのものが解体されるために国際的にもある程度認められている。しかし、政変が起きれば、その後にできた政府は他国から改めて国として承認を受けなければならなくなる。
承認を受けられなければ、国として先に進むことは極めて難しくなる。それを覚悟で政変をしたのだから仕方のないことである。韓国の場合はどうか。特に政変やクーデターが起きたわけではない。という事は国際条約は守らなければならない、という事だ。これが出来なければ国際社会では独り立ちできないことになる。今の韓国は将に朝鮮人が唯寄り集まっている、という状態に等しい。
このような国と真面な交渉など出来ることはないだろう。国交断絶になってもおかしくはない。日本としては韓国と過去に結んだ協定は絶対に守らせるべきだ。若しも守れないのなら、国際社会へ堂々と訴えるべきではないか。日本が大人しくしていれば韓国は付け上がる。今までもそうだが、韓国を甘く見ているからいけないのである。もっと厳しく当たる必要がある。韓国との貿易を心配する人たちがいるが、それほど心配ならサッサと止めればいい。
日本と韓国はアメリカとの関係で突き放せないようにも見える。しかし、今回アメリカ大統領が変わることもあり、ここで韓国に対してもっと厳しく当たることが必要ではないか。トランプ新大統領は恐らく韓国に対して強気の政策を示すのではないか。勿論、日本に対しても同じように強気の政策を示すものと見られている。日本は、安倍総理が新大統領に対して言うべきことははっきりと日本の立場を主張する事だ。曖昧にしてはならない。少なくとも日本は韓国と一線を強いて当たる、という事が必要だろう。