一言、云いたいね

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トランプ大統領、政策の綻びは直ぐにやってくる

2017-01-28 05:19:06 | 日記

トランプ大統領は大統領選挙時に掲げた様々な政策を今実行に移そうとしている。実行に対する大統領の考えは、「アメリカ・ファースト」である。アメリカの労働者に雇用を増加させる。その勢いは止まらないようだが、果たして実行した後に何が来るのか。アメリカ国民が望んでいるようなことがいち早くやってくる、という夢のようなことが起きいると思っているのだろうか。

メキシコとの国境に壁を建設するというが、この費用、メキシコは払わないという。メキシコから輸入される物品の関税で賄うという。いやはや大変なことになりそうだ。このカラクリは非常に簡単だ。アメリカ人が支払うことになる、という事だ。アメリカで自動車産業など物を造る工場を造るという。アメリカ人は確かに雇用されるかもしれない。しかし、そこで作られるものの値段は海外で作るよりも高いものについてしまう。アメリカではそのまま売るわけにはいかないので国が補助金を出してより安く見える形にする。

実際には補助金は国民の税金なのだ。このようにして、アメリカ白人の雇用は出来たが物価はどうしても上げなくてはならない。アメリカで物を造ったら安く造ることは出来ない。何しろ人件費が海外よりも高いからだ。という事は、雇用名増えたが物価の上昇を招くことは間違いない。税金も上げざるを得なくなるだろう。法人税を下げるが、所得税はどうする。トランプ大統領の政策には表向きのものと裏向きのものがある。

表向きはよく見えるが恨む気は決してよくない。今表向きの事しか見えないが、そのうちにだんだん金メッキが剥げてきて、中の素材が見えてくる。国民が選んだ大統領である。少なくとも4年間はこの大統領とお付き合いをしなければならない。その前に軌道修正をせざるを得なくなるかもしれない。せっかく打ち上げたトランプ大統領のアドバルーンも半ばで下さなければならなくなる事態が来ることになる。

日本の隣の国と同じように吊るし上げを食う事にはならないが、苦境に立たされることになるかもしれない。今の勢いが何時まで続くか、見守るしかないだろう。大きな声とゼスチュアで日本を目の敵にしているが、日本はそう簡単に負けないだろう。東アジアで中国や韓国に叩かれているから耐え忍ぶことは出来る。トランプ大統領の政策の判定や如何に。

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