一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

悪弊が残る建設業界、土木業界

2015-11-15 06:06:47 | 日記

『杭打ち、高まる不信「流用は業界の慣習」』という記事を見て、この業界から悪弊を無くすにはどうすればいいのか、という事がまず頭に浮かんだ。どの業界にも拭えないような悪弊があるものだ。しかし、今回の建設業界の悪弊はまさしく悪質そのものだ。こんなことが平然と行われているようでは信用も何もあったものではない。一部の業者が行った事でも大変なことなのに、業界全体に広がっているとなると、国が関与しないとできないのかもしれない。

悪弊は何故生まれたのか。要は何時からやっているのか、などといってはいられないということだ。直ぐにでも止めるような施策を取らなければならない。建設業界、土木業界、その他この2つの業界に関連する業界全てが参加して協議をし、早急に悪弊を止めるような施策を立てなければならない。今何もしなければ何時まで経っても出来ない。誰も手を上げなければ国が指導してやらなければならない。

国の指導でやるよりも先に業界関係者がまず話し合いを持つべきであろう。何処の会社が遣っている、遣っていない、という小さな問題ではない。業界全体が取り決めなければならないことだ。法律に違反をしてきたことは事実なのだから、それを今更突き詰めても仕方がない。どうしたら悪弊を無くすことが出来るのか。仕事のやり方そのものを変えなければならないかもしれない。

少なくとも外でやる仕事であり、そこで傷害が生じて上手くできなかった。従って、今までやってきた方法が間違っていたという事だ。外で記録を取るという事が困難な場合もあるかもしれない。紙で記録を取ることが難しい、という事もある。記録の取り方が問題なのであれば、どうしたら何時も記録を正しく取ることが出来るのか。同じ間違いを無くすための方策があるはずだ。

建設業界、土木業界は、過去の過ちを直ちになくす方策を考える必要がある。それが出来なければ信用を取り戻すことは永久に出来ない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする