中国の驕りは、まるで世界を引っ張る王様になったような気持ちなのかもしれない。今の中国を見ていると裸の王様だ。自分たちが世界の頂点にいて、その他の国はその下についている、という気持ちになっているのかもしれない。人口は確かに世界一だ。しかし、その他のことは何が世界一なのか。人間を宇宙に飛ばしたのは、アメリカとロシアしかなかったが、そこに中国が入ってきた。
それでは宇宙開発で中国は人類にどのような貢献をしたのか。宇宙開発を軍事転用に躍起となっている中国は、平和利用など眼中にない。要は、物事の考え方が殆ど全て自分本位の考え方に固まっている。人類への貢献など頭の片隅にも全くない中国の様々な開発は中華民族のためのものしか作らないつもりなのかもしれない。いま世界では、中国が世界一になってもどこの国も歓迎していない。
中国に求められるのは、世界から歓迎される国になることだ。中国が人類を宇宙に飛ばしても何処の国も歓迎などしない。何のために宇宙に人間を送り込んでいるのかそれが解らないからだ。中国が科学立国になったとしても、それが軍事専用に使われることなら何処の国も歓迎はしない。人類のために貢献をするような科学技術や医学の研究開発をしないのなら誰も見向きもしないだろう。
何故中国は人類のためにもっと貢献をすることを考えないのだろうか。中国は金持ちになった。それが何なのか。世界で金を使ってくれるのは有難いかもしれないが、ただそれだけのこと。もっと人間にとって役に立つことへのお金の使い方は無いのか。軍事大国となった中国にとって、アメリカを抜いて世界一になることが目標なのかもしれないが、それで人類にどのように貢献できるのか。
技術の進歩は人類のために役に立つことが最も重要なことであり、軍事力を高めることが重要なことではない。世界には貧困層が沢山ある。中国はそのような所には一切お金を使っていない。医学にしても、漢方という中国医学を何故人類のためにもっと使おうとしないのか。病気で苦しんでいる人たちのために漢方をどのように役立てたらいいのか、という研究をすれば、中国も見直されるのだが、そのようなことは一切しようとしていない。
