①数の子
②かぶの奉書巻き
③なます
④黒豆
⑤かまぼこ(旭巻き)
⑥ごまめ
⑦たたきごぼう
⑧伊達巻
まだおせちは作ってあるがお重が小さいので詰められるのはここまで。
盛り付けは長女に毎年まかせている。
かぶの奉書巻きは
薄く切って塩もみしたかぶに柚子の刻んだものを巻き
昆布で結んで甘酢に漬けたもの。
この昆布で結ぶのが
どうにかなりそうなくらい大変で
師走の忙しいときに
何を好き好んでこんなややこしいことをしているのか?と煩悶する。
思い起こせば30数年前、まだ料理に対する意欲と情熱が燃え盛っていた頃
料理雑誌に載っていたのを見て以来作り続けてきた。
べつに、これがおせちの重箱から消えても誰も文句を言わないのだが
習慣というのは恐ろしいもので
いつのまにか柚子を買い求め
とれび庵のオーナーより頂いたカブをスライスし
すさまじい形相で、昆布を細切りにして結んでいる。
さすがに蝶結びはやめることにした…
さて、何年続くことやら。
カブの奉書巻き レシピ
カブ(中くらいのもの)1個
柚子 1/2個
だし昆布 15㎝
甘酢{米酢 1/2C 砂糖大匙4 塩 小匙1/6}
カブ(大根でもよい)は皮をむき、薄い輪切りにし
立て塩(水2C,塩小匙1)に10分漬ける。
柚子は皮のみを粗い細切りにする。
昆布は水につけてしんなりさせてから
水けをふき、縦に細切りにする。
甘酢を作りさましておく。
水けをきったカブで柚子3,4本を巻き
昆布で二巻きして結び
甘酢に漬ける。