今はちょっと、ついてないだけ

伊吹有喜さんの「今はちょっと、ついてないだけ」を読み終えました。

自然写真家として人気を博したのち、全てを失った男。だがある日、カメラを構える喜びを思い出す。やり直そうと上京して住み始めたシェアハウスには、同じように人生に敗れた者たちが集まり…。

結構、『シェアハウス』と言う言葉に惹かれている私で、見つけるとついつい手に取ってしまいます。

伊吹さんの書かれる本では、男の人がカッコいいんです！

今回も立花弘樹・・・タチバナ・コウキには惚れます！それだけではなく、宮川、岡野、会田と癖があるんだけど憎めないキャラでいい味出してる男たちです。

『コウキ』って何か気になりません？　　そう、『チヨダ・コウキ』！辻村深月さんの本の中に登場するあの方です。

この名前、大好きだわって思いながら読みました。

このお話が好きなのは、名前のせいだけではありません。伊吹さんの書かれる本は疲れた心を癒してくれる力があります。

この本のコウキさんと一緒に元気になりたいと思います。