yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

黄金の烏

2016-06-15 23:00:18 | ミステリー
阿部智里さんの「八咫烏」シリーズの3作目「黄金の烏」を読み終えました。

今回は前2作で、お后選びを終えた若宮と呼び戻された雪哉が「山内」にあらわれた大猿を退治していくお話なのですが、  若宮の周りに結構楽しみな人材が増えてきてこれからも一層楽しめそうです。
兄宮の護衛に徹していた路近が面白いし、兄宮も表情が出てきてキャラも少しずつ立ってきそうです。

そしてもう一人、浜木綿がムチャかっこいいのです。

次作、文庫になるまで待てそうにないので、図書館で予約しました。
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烏は主を選ばない

2016-06-15 22:19:36 | ミステリー
阿部智里さんの「八咫烏」シリーズの2冊目になる「烏は主を選ばない」を昨日読み終えました。

「八咫烏」の一族が住まう世界「山内」で、優秀な兄宮が廃嫡され、日嗣の御子の座についた若宮。
世継ぎの后選びには大貴族の権力争いが絡み、朝廷は一触即発の異常事態に陥る。

そんな状況下で、若宮に仕えることになった少年・雪哉は、御身を狙う陰謀に孤立無援の宮廷で巻き込まれていく。

前作は若宮のお后候補の女たちの立ち位置でお話が進んでいたのですが、2作目は

ナント、前作と同じ時間軸で若宮に仕える雪哉の側から同じ出来事を見ていく。

かなり面白い展開で、前作ではほとんど姿を見せる事のなかった若宮がだんだんとすの実態を現していく。

読みながら、「あっ、前作のあの事件ってこうゆうわけがあったのね」と前作の疑問がいろいろと明らかになっていく謎解きも面白いです。
雪哉がすごく魅力的で今後若宮を助けていくいいキャラだと期待してたのですが・・・

次作、即読みました。
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ファミレス 上下巻

2016-06-15 22:03:31 | その他
重松清さんの「ファミレス」上下巻を2日前に読み終えました。

中学校教師の宮本陽平は子供たちが家を出て、妻と初めての二人暮らしに困惑中。
ある日、陽平は妻の署名入りの離婚届を見つけてしまう。
唯一の趣味である料理を通じた友人の二人は、様子がおかしい陽平を心配するが、
彼らの家庭も順風満帆ではなく・・・

夫婦とは?という命題をかなり真正面から語った本かもしれないですね。

3ん組の夫婦の在り様をみせて、50歳直前の夫婦がこれから二人だけの時間だけでなく、一人の男として女としていかに生きていくのか。

読み始めはなんかつまんないなぁと思いながら読み進んでいたのですが、だんだんと面白さが増して、
下巻はあっという間に読み終えてしまいました。

いろいろ胸に迫る言葉もたくさんあって、考えさせられることも多かった1冊です。
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