yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

女騎手

2011-10-03 22:50:46 | ミステリー
蓮見恭子さんの「女騎手」を読了。

少し前、新聞の読書欄でこの本について書いてあるのを旦那が見つけて・・・私がD・フランシスの競馬シリーズの大ファンと言うのを知っているので・・・「この本読んだことある?」って。

で、図書館にこの本ともう1冊予約していたのですが、、、先にこちらが届きました。

阪神競馬第10レースで紺野夏海の同期・岸本陽介が騎乗している馬がスタート直後に外に斜行し隣の馬に衝突し、陽介は落馬し病院へ。

そして同じ日陽介の父で調教師の岸本圭司がが頭部を鈍器で殴られて重傷を負った。

女性騎手である夏海がコツコツと調べて事件の核心に迫っていく。

文中に、シッド・ハレーやダニエル・ロークの名前が出てきて嬉しくなったり、「競馬シリーズ」を愛読していたとの書き込みも嬉しい。

ただ全体に軽い感じが否めないのが残念。人物像に奥行きが出るともう少し読みごたえがあるのにと。

さて次の一冊はどうでしょうか?
コメント
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