yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

芥子の花 金春屋ゴメス

2011-11-07 22:39:12 | 時代小説
西條奈加さんの「芥子の花」を読み終えました。

海外に出回った阿片の産地として槍玉に挙げられた江戸国。「金春屋ゴメス」こと長崎奉行馬込播磨守は、異人たちの住む村に目をつけるが…。辰次郎、時代劇オタクの松吉らに、新メンバーも登場する異色時代小説第2弾。

病の父親も江戸国に暮らすようになり、思いの外精気を取戻し病状も安定してることから辰次郎は裏金春屋に戻ってきた。そして新たに十助の代わりにゴメスの世話係としてやってきたのが三芳朱緒という男装の女性だった。

辰次郎の淡~~い恋心と阿片騒動の顛末をお楽しみあれ。

人が月で暮らす時代に江戸を味わう・・・なんか一度で二度美味しい・・・ってな感じのお話です。

しかしこの阿片騒動が江戸の国を揺るがす騒動へと繋がりそうな気配なので、まだまだ続くと見ましたが、、、いかがかな?
コメント
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