yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

走れ!T校バスケット部

2010-03-04 22:32:41 | その他
松崎洋さんの「走れ!T校バスケット部」を読了

中学時代の実績でバスケット強豪高校に特待生で入学した陽一は部内で陰湿ないじめに遭い、自主退学した。
都立T校に編入した陽一はやらないと決めていたバスケットを始めることに。
それは個性的なクラスメートと出会い、友情を育てられそうだと感じたから(多分)

一度も試合に勝った事の無い弱小チームだったが「和」を大切にする部員たちの心に触れ「先輩に一度でも勝利を味あわせたい」との思いでチームを強くすることに腐心する。

メンバーは
陽一・・・・バスケセンス抜群の頼れるキャプテン
チビ・・・・身長153センチ。寿司屋の息子で別名は「文句マン」
メガネ・・・走り出したら誰も追いつけない俊足の持ち主
俊介・・・・交通事故に遭ったことで、名スリーポイントシューターに変身
のぞき魔・・ボールより女の子を追いかけるセンタープレーヤー
コロ・・・・弱小バスケ部に自ら入部した小太りの1年生
健太・・・・身長2メートル、体重100キロ超の大食漢

このメンバー、皆ユニークで読んでいても楽しいです。

そして、スポーツって「勝つことが全て」というのではなく特に学校の部活って「協調」「友情」「チームワーク」「思いやり」などなどを学んだり競ったりする場所なんだと思いました。

メンバー外で最高なのは「小山先生」です!
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冬こそ獣は走る

2010-03-04 22:30:07 | ミステリー
北方謙三さんの「冬こそ獣は走る」読了

登山で瀕死の友人を背負い下山の途中で自分の肩の上で死なせて仕舞った過去を持つ村田は、自分の中の何かを失くし「いつ死んでもいい」という思いで日々投げやりに暮らしていた。

そんな村田が勤め先の社長の目に留まり・・・社長の持ち物のビル建設を任される事に。

建設を阻もうと次々に起こるトラブル。下請けの山下組、八木組と一つになって対決していく。

所謂、カッコいい命知らずの男のハードボイルドの話です。山下組の石川っていうおじ様が粋でカッコいいのよね。
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