遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

終わりに

2008-11-28 10:54:52 | 山のあしおと小学校
 8月6日(火)
 馬場島へ
 5:00起床。ご飯と味噌汁,シャケの朝食。パッキング。拾ったカメラを小屋に届け、6:52出発。出がけに小屋の主人が一応住所,氏名を書いてくれと言いに来たので7:00の出発となる。早月小屋では水がなく、2ℓ700円のペットボトル入りの水を買う。1ℓ当り 350円である。1人500ccづつペットボトルに詰めて持つ。
 7:22,小休止。途中,先に出発した昨日の中高年のグループを追い越す。同28発。同45分馬場島の建物群を見る。8:00,同じグループの先行集団を追い越す。
 8:18,小休止。同25発。長い下りの途中、親子と思われる2人づれが2本杖ですごい勢いで登っていくのを交わす。さらに単独の人とすれ違った他は登る人もなく、信じられないくらい静かなコースだ。
 8:57休憩。早月川の河原が見えており、沢の音や重機の音が聞こえているが先はまだ長そう。9:05発。同29,最後の一口分だけ残して水を飲む。右手の向かいの山の砂防ダムが目の高さになり、沢音が大きくなる。同43,1047mの展望広場で3人が休んでいたが、水が欲しいので休まず通過。10:07,登山口着。同11,キャンプ場の炊事場でたらふく水を飲む。
 10分後に3人が到着。中本,木偶は水着姿で頭から水をかけて身体を洗う。さっぱりした後、小形が手配してくれたTXで上市へ。上市で富山へ向かう3人を見送って昼食を摂り、12:26の特急電車で宇奈月へ。13:21着。同26発,黒部IC,14:01糸魚川IC,14:30。帰途,美麻の畑によって16:30頃帰着。19時頃,広島組帰着の知らせを受け、無事終了となる。

 40年前,初めて剣岳の山頂に立った時,一般登山者が北方稜線方面に迷い込まないように張られたロープを前にして、自分がそのロープからはみ出すことは一生あり得ないだろうと思ったのを覚えている。
 労山の仲間達との出会いがなければ今もそこから1歩も出ていないだろうことは疑いない。労山の組織力と思想が自分の登山を支え、その領域を広げてくれていることを改めて感じている次第。