遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

下山

2007-08-12 20:55:21 | 境界線・新境界線

 9:20発,山頂を後にして元来た道を下る。お鉢の途中から不動平の登り道に斜めにつながるショートカットの道があり、そちらを下る。この道は富士山の砂走りと同じ砂礫の道で下り専用である。なぜかと言うと、一歩ごとの足が砂礫に深く埋まってそのまま礫と一緒にズズズッと滑りながら、即ち礫を崩しながら歩くので大またにズンズンと降りることができ、アッという間に下れる道だからだ。富士山の砂走りでは勢いがついて走り出してしまうので時々飛び上がって飛び蹴りのような格好で体を水平にして勢いを止めながら下る。それと同じ火山特有の斜面なのだ。
 逆に、登りでは踏んでも踏んでもズルズルと足が後ろに流れて踏ん張れないから誰も登らない。
 10:00,八合目着。頭から水を被って冷やす。11:08発,先に降りる。すでに猛暑の兆しがあり、できるだけ直射を避けて樹林帯を駆け降りる。途中,三合目辺りで11:28から5分の小休止。11:58,上の登山口へ帰着。猛烈な暑さの中,春河夫人の出迎えを受ける。
 溢れかえるほどふんだんに流れている水場で頭から水をかぶり、シャツを洗ってぬれたまま着ると20分でそのシャツが乾く。十数分後に全員帰着。下の炊事棟に移動し、春河さん達が手配してくれたスイカを頂く。
 昼までに下山できたことで午後の三陸行きが可能になった。

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