遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

廻りきれなかった唐桑半島

2013-04-06 07:29:29 | 山のあしおと小学校
 街の中に取り残された船から基礎だけになった家並みの跡を通って海に向かう。突き当たりに川があり橋を渡り右折して進むと気仙沼港を沖から見る位置に達する。そこには造船所があり、新しい船を建造中で活気があった。

 半島の反対(東)側の外洋に面した海岸に出られるのではないかと考えてそのまま進むと確かに海岸には出たが、半島はその先にもずっと延びていて、そこまで行ってぐるっと廻るとすると1日仕事になるのではないかと思われた。

 ワカメの養殖をしている人に聞くと、半島の先端かと思ったそれは別の島(大島)で、半島自体は少し先で終わって反対側を戻る道に入るのだろうと、その時は思った。

 小さな鼻を越えるとそこはワカメやカキの養殖に適した波穏やか入り江になっていて、入り江を囲むように最奥部からまた反対側に鼻が延びて美しい景観をつくっていた。それは能登半島で見た九十九湾の入り江にそっくりで、カキの養殖が行われている点でもよく似ていた。

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