高尾山・山頂広場にて/スカイツリー・副都心ビル群等
10日朝,白馬は小雪がちらほら舞う程度,大町は雪もなく晴れ。それが塩尻付近では小雪となりうっすらと積雪さえ見られる・・,と言う不思議。空は晴れているが車窓の景色を楽しむには邪魔なガスが山を覆っていて富士山は見えず終いだった。
南大町駅5時36分発/松本発6時32分,立川行きに乗り換え
4年ぶりながら今年2回目となる中央線各駅停車での高尾山。青春18切符を利用できる最終日の10日は10人が参加し、前回(6日)と合わせて15人が3本の切符を丁度使い切ると言う綱渡り的絶妙な使い方で晴天下の高尾山ハイキングを楽しんだ。
甲斐駒/
水道凍結,ガスが使えないことを想定して今朝も3時に起きて用意を始めたが、今年一番の温かさで初めて凍らない朝、ガスの使える朝を迎えると言う嬉しい誤算で用意万端,あちこちからやって来る仲間達も無事に始発の電車に乗り来んで松本から立川行きに乗り換えると、常には無いチャンスとばかりさっそく酒盛りが始まる。いずれもこれが楽しみで参加したと言う面々ばかりで、CLが飲まないのでなおさら都合がいいと言う次第・・。
高尾山登山口/1号路を登る
ケーブルを使ったのでは歩く所がなくなってしまうので、今回は1号路から登ることにして10:25から歩き始める。
10余年前に1年間あまり裏高尾に住んでいたが、正面から登ったことは殆どなくてこのコースは初めて。結構な登りで、ここを乗り物で端折ってしまうと実につまらない,と言うよりハイキングにもならないと言うことがよく分かる。
薬王院大本堂/仁王像
イヌブナ/大天狗・小天狗
参加者の志向や脚力が様々なので遅い方に合わせてゆっくり登り、展望台や寺院の見どころで隊を整えながら進んで12:20に山頂広場着。集合写真後昼食となる。
飯縄大源源由来/勢揃い
ここから相模湖まで歩く隊と登山口に戻る隊に別れ、相模湖隊は何でもてきぱきと率先して動いてくれる仲間に任せて、自分は登山口に戻る3名と共に稲荷山コースを下る。
山頂広場でお茶/稲荷山コースから下山
稲荷山コースも初めてで取りつきさえ分からなかったが、尾根通しの明るい道で歩きやすく気に入った。参拝目的でないハイカーやトレランの人にとってはこのコースが一番いいかもしれない。15時近くなってもまだ登って来る人がいると言うのも都会の山らしい。
休憩所の展望台から筑波山・西武ドームを見る
ただ登山路周辺に立ち枯れた木が多く『危険・立ち入り禁止』と書かれた黄色いテーブが巻いてあるのが目立ち、中には今にも倒れそうなものがあるのが気になった。
途中に展望のいい休憩所があって都心方向を遠望することが出来る。筑波山や西武ドームが見えると言うのは意外。
最後の下りにかかる前に相模湖隊が富士見茶屋に着いたと言う知らせが入る。さすが健脚組は速い。
清滝駅に下山
15:12下山。ほぼ予定通りに高尾駅に戻り、16:08発の松本行に乗車。相模湖駅から乗車の6人を合わせて予定通りの電車で帰る。
高尾山マップ/京王線で高尾へ
大糸線沿線からの中央線各駅停車の高尾山ハイキングは、全15時間中乗車時間が10時間で山行に充てることのできる時間は5時間。乗車時間が長くて行動時間は短いが、普段とは違ったタイプの山行である点と、費用が青春18切符の1人分2300円に京王線の往復240円を加えて2540円と言う格安さから大いに喜ばれ、また満足してもらえる山行だった。
なので青春18切符を使う山行をシリーズとして今後も機会あるごとに企画したいと考えている。
次回候補は大菩薩峠。塩山駅までの往復に要する時間は今回より2時間短くなり、駅からの行動時間が7時間となるので、バスの時刻とうまく噛みあえば可能かと・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます