黒沢尾根1599mピークから爺・鹿島槍を望む/malmalさんの雪庇踊り
今季初,遠来の友と黒沢尾根に登る
林道から爺ヶ岳を仰ぐ/紺碧の空
」
林道は広々と/シラカバ&ダケカンバ仲良く…
近年にない降雪のため 上部リフトは動かず
林道を歩きながら 秀峰を仰ぐ
ブナ帯に入る/雪庇を避けて
1599mピークを目指す/エナガの巡回
踏み跡なく ワカンをつけてもなお 膝上まで埋まる
湿った重い雪のラッセルを 小刻みに交代しながら
1時間半でピークに到達 最も遅い記録となる
爺ヶ岳中央峰と北峰/晴れぬ鹿島
あのネズコの向こうまで帰るのだ
心は残れどエールに留め/辿る雪道果さえ知れず
爺ヶ岳北峰の 鋭さを凌ぐ 鹿島槍の岩峰は
終日雲に覆われて 姿を見せず 心を残して下山す
尾根を下って/渓に迷い込んだ
ある時は 逆さ落としの斜面を滑り降り
ある時は デブリの渓に迷い込み
妖しの樹影/渓から尾根へ
長く伸びた木々の影を
シュプールかと見紛う頃
押し寄せる冷気
再び斜面を攀じ登り
再び滑り降りて
ようやく見つけた一筋の踏み跡
辿り着く山小屋に
響く声の のどかさ
黄昏迫る頃
暮れるにはまだ
幾分間があるようだ
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