広島(五日市)を8日17時前に発って夜通し走り、予定通り9日6時前に京都を通過することができて、夕方までには大町に帰れる筈だったが、米原を前にして急に気が変わり、北陸廻りで富山へ寄り道。
途中で何度かヒヤリハットはあったが、9日23:38大町に帰着。柳井港からは985㎞,広島からは910㎞で180㎞ほど余計に走ったが、我が軽トラは健気である
屋根の雪は完全になくなっていたが、北側にずり落ちる際に抜気筒を押し倒しており、また玄関前にうず高く固まって戸が開かず、こじ開けるのに苦労した。
10日はまず水道の元栓を張り出して開栓し、玄関周りの雪を取り除いて通路を確保。その後、抜気筒を立て直す。幸い1ヶ月前と違って雪がスコップを跳ね返すほど固くはなく、作業は捗って1時間足らずで終る。
これが24日間に及ぶ不在のツケだった。
雪が消えていたのに驚かされたのは1日だけで、10日から11日にかけてまた雪。とは言え ひと月前とはくらべものにならない雪で、冷えると言っても室温は1℃もあるのだが、皮肉なもので寒さが緩んでくるにつれて、体はどんどん寒さに弱くなっていくので、寒の戻りは反ってこたえる
加えて一番寒い1ヶ月近くを穏やかな島で暮らして、体も気持ちも緩んでいるので、この1℃を以前より寒く感じている。
年末の大雪には驚かされたが、ストーブ要らずだった2015年冬は去った。
けぬがうえに またもふりしけ 春霞 たちなばまれに み雪こそふれ
毎年この時期になると 不思議な語感のこの歌が浮かぶ
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