遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

どんなに冷たくても

2013-02-12 11:29:17 | 暮らし

 雪を溶かして水を確保/外部は不凍だが引き込みの部分が凍る


 連日の凍結生活にもすっかり慣れてしまったが、まったく水が出ない日が3日続くとタンクの水では足りなくなる。あるいはタンクの水も凍って出て来なくなったりもするが、洗い物を貯めると生活が自堕落になるので洗い物だけはその日にすませる。
 たとえ手が切れるような冷たい水であってもだが、雪を溶かして洗物の水を確保するようになると、逆に温めた分だけ楽になるのは皮肉な話しだ。



 洗物はその日のうちに・・/いつも雪をストック


 ところが悪いことは重なるもので、このところ低温時にガスレンジがつかなくなってしまい、卓上コンロや山用のガスコンロまで使って凌いでいる。卓上コンロも低温時には火力がきわめて弱く、一番頼れるのは寒冷地仕様のブタンガスと言うことになる。 
 ガスレンジが何故つかないのかは原因不明。レンジに問題があるのか、あるいはボンベに水が溜まっているのかも・・。幸いなことにグリルだけは使えるので、朝はまずサケとかイワシの丸干し等を焼くことから始め、頼みのブタンガスで夜のうちにつくっておいた味噌汁を温めているうちにレンジが使えるようになったりならなかったり・・。
 かつ、唯一の暖房器具である反射式の石油ストーブも使ってやかんの水を温めていると、稀に水が出るようになることもある・・。


 と言うことが普通になった大町暮らし・・。咽喉元過ぎれば熱さ忘れるのタイプなので根本的な対策に向かわず、同じ愚を繰り返す日々。この気楽さこそは一人暮らしの特権故,断じて手放すまじ。

 それでも昭和30年代の頃より文化的な暮らしではある。尤も『あの頃はもっと寒かった』と昔を知る人は言う。



 保存瓶の水が凍って蓋を押し上げた






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