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ハンコが押してあるからと言って、

2020-10-07 10:06:56 | FP
「ハンコレス」社会を目指して、河野大臣が奮闘しているが、私の経験では40数年前から、一部では事実上の「ハンコレス」社会だったような気がする。私のサラリーマン時代には契約書に印鑑をもらうことで、仕事が成立する。印鑑をもらわなければ、いかに口先やサインで、了解を得ていても、仕事が終わったことにならない。だが、得てして、お客様が印鑑をもって、来店されないことも多い。お客様は「明日、また来ましょう。」などと言うが、明日になれば、気が変わる。だが、会社近く、あるいは会社内には便利な人がいる。誰が名付けたか「ハンコ屋」である。よく使われるハンコを持っている人だ。細かく言えば、法律違反になるので、何で持っているかは言えないが、とにかく、たくさんの印鑑を箱に持っている人がいる。そこで、その人からハンを借りて、お客さんの了解を得て、押印する。私は少なくとも、客の了解をもらっていたが、中には、料金の支払いと文書での契約の確認をもらったことで、契約は成立したとして、表面上の契約書を作成していた人もいた。その際の押印はまさに事実上の「ハンコレス」社会である。ハンコが形式的であることはハンコが押してあるからと言って、本当に本人が押したかどうかわからないことにある。もちろん、ここで言うハンコは認め印で、実印などではない。(くちなし亭、2020.10.09)

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1 コメント

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Unknown (K)
2020-10-07 12:25:50
一般的な会社でもハンコは当たり前でした。稟議書なども 担当者→課長→次長→部長→担当役員→常務 と続いたものです。 常務で終わるかと思えば当然その先には 経営会議とか取締役会などもあるのです。さて、その過程では上位者は内容にケチをつけるのが仕事の一つですから稟議書の書き直しはつきものです。意に沿わない書き換えを強いられた下位者は、ささやかな抵抗として「ハンコを斜めに押す」という行動にでます。我慢ギリギリのときはそれが「横向き」になり、本当に頭にきたら「さかさま」に押印したものでした。
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