ＳＮＳはたばこと一緒だ。

ソーシャルメディアは楽しい。だから、多くの人がそれに浸り続けている。しかし、その中には、有害なものもあるし、嘘をまき散らすものもある。それを選別するのは見る人なのだが、物知り顔の大人でも、だまされることはよくあることなので、まして、青少年ならば、なおさらである。そんなＳＮＳが若者の心に与える影響を心配する声が大きくなっている。米国の公衆衛生政策を指揮するマーシー医務総監は17日、米ニューヨーク・タイムズ紙の寄稿で、ソーシャルメディアにたばこと同様の「警告文」をつけるべきだと訴えた。　マーシー氏は寄稿で、米国の10代の1日あたりのSNSの利用時間は平均4.8時間にのぼり、1日3時間以上利用する子どもはうつなどを発症するリスクが2倍になるとの研究結果を紹介したうえで、たばこのような警告文をSNSにも適用すれば、世の中の関心を高め、行動を変えられると訴えたのだ。まあ、たばことＳＮＳは違うように思うのだが、どうだろうか。でも初めての提言かもしれないので、傾聴に値する。（くちなし亭、2024.06.18）

Y-FP Office Japan(http://www.y-fp-office-japan.jp)