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統計を駆使すれば、東京は豊かさで日本の最下位となる。

2024-06-21 10:52:18 | FP
東京都は豊かさの面では日本の上位にあるだろうと誰もが思うところだが、統計を駆使すると、どうやらそうでもないらしい。可処分所得、収入から税金やら、社会保険料などを引いた額の平均値は43万6475円で、東京都は確かに上位にいる。国交省の調べでは3位である。だが、平均値と言うのは超富裕層の者も含むので、そのような人たちの多い東京は平均値を押し上げる。では中央値(可処分所得の上位40~60%)、一般的な東京都民の可処分所得ではどうか。それで比べると東京は39万2716円で12位まで後退する。さらに東京は物価も高い。食費、家賃、水道光熱費が毎月必ず発生する。その基礎支出と呼ばれる額は、東京は19万9372円で、ダントツである。これを引いた額、つまりレジャーとか、外食とか、いわゆる豊かさに仕えるお金の額、余剰資金では、東京は19万3343円となり、ワースト6位の42位になる。そして、東京都民は通勤に多くの時間を費やす。1か月に費やす通勤時間などの機会費用を算出すると東京都は神奈川県や埼玉県を抑えて、第1位の5万8142円であった。これを差し引くと東京都民はめでたく、13万5201円となり、47都道府県中47位になるのである。(くちなし亭、2024.06.21)

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