今朝がたから、関東地方は台風１８号の接近で、強い雨や風が吹き付ける。だから、家の窓は開けられず、もやっとした蒸し暑さが私にまとわりつく。家に閉じこもらざるをえない１日となりそうである。９月１３日、１９７７年に打ち上げられた探査機ボイジャー１号が太陽系の外側の空間に到達したという。もし、この探査機が有人機であって、誰かが志願したとしたら、この人の人生は幸せだったのだろうかとつまらぬ空想をしてしまった。人類初の快挙であることは間違いないし、木星や土星などを間近に見ることができたのであるが、今日の我が家のような状況で、一歩も外に出ることはできず、３６年間も、暮らしていくことになる。年齢はともかく、確実に老化は進むので、老いとの戦いもしなければならない。食事も、計画通りに行われ、音楽も、新しいものは自分で作り出す以外にない。狭い空間なので、聴いてくれる人も限られ、すぐに飽きてしまうだろう。つまり、退屈な時間を生きながらえなければならないのである。私たちの地球は確かに有限なのだが、私たちの大きさに比べれば無限に近い。私たちの仲間は、確かに有限なのだが、私たちの感覚の範囲でいえば、無限に見える。多種多様で、未知な世界である。もしかしたら、それが私たちを幸せにしているのかもしれない。
Y-FP Office Japan
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