2020年の夏季オリンピックの開催都市に東京が選ばれた。イスタンブールの頑張りで、ライバルとみなされたマドリードが3位に沈んだことも東京に運があったように思われる。だが、とにかく、うれしかったことに間違いない。それにしても、東京は4年前にも、立候補していた。その時の私の気持ちは、他の新興国に開催都市は譲るべきだと思った。何も、東京が行う必要はない。そんな金があったら、使うべきところはいくらでもあると考えていた。そして、多分、多くの日本の国民も、招致への熱気はなかった。しかし、今回は、オリンピックが日本を変えてくれそうな予感が、何とか、オリンピックが日本にきて欲しいという思いを大きくした。国民の熱気がオリンピックを呼び込んだともいえるのである。他方、トルコでは色々な問題が噴出し、国民の熱気が急激に冷めてしまった。この違いは私が考える以上に、大きな違いを見せるのかもしれない。それはオリンピックだけに限らない。
Y-FP Office Japan
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