関東地方に近年にないほど、多くの竜巻が発生している。気象状況が不安定化しているので、突然に、身近な場所で、巨大な竜巻が起こる。気象庁によれば、その発生する注意地域に、福島原発のある浜通り地方が含まれているという。私の記憶に間違いがなければ、あの原発の建物は、未だ、人が近寄れず、雨を防ぐ程度の簡易な覆いでしのいでいるだけだと言う。まして、竜巻というのは海で発生し、陸にせまる場合が多い。海水温の上昇で、福島沖の海面の温度も今年は高い。積乱雲の発生する状況にある。もし、福島原発に巨大な竜巻が襲ったらと思うとぞっとする。多分、素人の私が懸念するのであるから、福島の原発で働く皆さんはもっと、祈るような気持ちかもしれない。原発処理は、思いの外に、上手くいっていない。汚染水の処理は、当初はフランスの技術で、軽くクリアできるはずだった。だが、実際は、地下水を巻き込んで、膨大な量に膨れ上がり、海への流出も起こしている。それが、日曜日の朝に投票される2020年オリンピック招致にも影を落とす。つまり、国内問題から、国際問題へと移り始めているのである。いつまでも、世界は大災害に遭った可哀そうな国という同情のままではいてくれない。原発事故処理も出来ない国という悪いイメージのほうが膨れ上がる。
Y-FP Office Japan
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