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音楽全般について 素人臭い能書きを垂れてます
プログレに特化した別館とツイートの転載もはじました

SONY PlayStation 3

2009年12月12日 21時14分58秒 | GAME
 新しく出た薄型のPS3を購入してきた。今度のPS3はラックに収納できるサイズ....という、単にそれだけの理由が今回の購入動機の全てである(笑うしかねー)。さて、さきほどショップで購入した際、店員が持ち出してきた箱の大きさからして、今回のは小さいことを予感したけれど、実際箱から取り出してみると、これが本当に小さいのだ。体感的には前の3/5くらいという印象だろうか。筐体も前のようなつるつるな表面ではなく、艶消しでごく地味な感じになっているのも、個人的には前の「これは高級ハイテクゲーム機でござい」的な仰々しさがなくて好印象だ。さきほどから、従来型の方に入っていたハードディスクを新型の方に入れ替える作業をして、正しく立ち上がるのを確認してからラックにいれた。前のものはあと1ミリか2ミリというところで高さがオーバーしてラックに収まらなかったが、今度は余裕、なにしろ高さが3センチ以上低くなっているし、幅に至っては30センチもないので横がスカスカである。ともあれ、テレビの左前に偉そうに鎮座していた障害物がなくなり、実にすっきりである。

 さて、PS3といえば、これまで「ろくにゲームソフトがないゲーム機」という印象がぬぐい去れなかったけれど、このところ事態がかなり好転してきている。もう間もなく「FF13」が出るし、実にはウィザードリィ・ルネッサンスということで、「生命の楔」に続いて、「囚われし魂の迷宮」というのが既に販売されていることも分かったから、これでよーやく、ゲーム機として稼働しそうである。さきほど、早速、「囚われし魂の迷宮」をダウンロードしてきたところだが、こちらは今やっている「生命の楔」より、もっともっと正統派のウィザードリィらしい感じで、こちらはなかなか期待がもてそうだし、調子にのってPS3からネット越しのストアにいくと、アーカイブのところに「Xai」「ワイルドアームス」とか、なつかしいゲームが購入できようになっていたを発見(Xaiで600円とかだから、まぁ、安い)。体験版とかダウンロードしてみたが、こちらも楽しめそうだ。という訳で、PS3は収まるべきところに収まって、すっかりとした気分で扱えそうだ。どでかい旧型はたぶんオークションで売り飛ばすことになりそうだが、半年のあまりの稼働でリプレースと相成ったか、自宅ではみじかい命だったな。
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ナラダ・クリスマス・コレクション/various artists

2009年12月12日 12時47分21秒 | JAZZ-Fusion
 ピート・レヴィンとダニー・ゴットリーブが作ったクリスマス・アルバムは、サブタイに「ニューエイジ・クリスマス」とはあったものの、どこをどう聴いてもフュージョンだったけれど、このアルバムは表だってニューエイジという表記はないが、絵に描いたようなニュー・エイジ・ミュージックである。恐らくナラダというレーベル自体がニュー・エイジ専門のレーベルなのだろう。私はダークなアンビエント・ミュージックは好きだが、ニュー・エイジ・ミュージックは、ちと音楽があまりに奇麗事過ぎると感じてしまい、どうも苦手なクチなので、どうもそのあたりの知識は心許ないので確かなことはいえないが、バブルの頃は元祖ウィンダム・ヒルを筆頭に、こういうニュー・エイジ専門のレーベルが沢山できていたから、ナラダもそのひとつだったのだろうと思う。本作はこのナラダ・レーベルのアーティストが11組が集って、お馴染みのクリスマス・ミュージックを演奏している。もちろん、ニュー・エイジ・ミュージックだからして、素材となっているクリスマス・ミュージックはスタンダードではなく、教会音楽系のものばかりである。

 気がついたところを拾ってみると、キーボード奏者、ブルース・ミッチェルによる「もろびとこぞりて」は、打ち込みを併用したカラフルなシンセ・サウンドで、アルバムのオープニングに相応しい。スペンサーブリューワーは「キャロル・オブ・ベルズ」白玉シンセにアコギのアルペジオの組み合わせで綴る。ピーター・バフェットの「グリーンスリーブス」はイントロは物々しいが、本編は当時のスーパーマシーン、シンクラヴィアを駆使した箱庭的オーケストレーション。フリードマンによる「ザ・マン・フロム・セザリア」はブズーキやアコギにうっすらとしたシンセをかぶせた典型的なニューエイジ調。デビッド・ランツとポール・スピアによる「オー・ホーリー・ナイト」はウェットなアコピとファンタスティックなシンセ・サウンドが重なってかなりいいムード。ウィリアム・エルウッドはネルッサンス期のリュート音楽をベースにした哀愁たっぷりのサウンド。デビッド・アーカンストーンは1曲目と対応させたのか、カラフルでちょいポップなシンセ・サウンド....といったところか、前述のとおり個人的にはこういう音楽はあまり得意ではないので、「このアルバムの出来は悪くないけれど、まぁ、一枚もっていればいいか」という感じで、確か翌年出た続編は購入せずじまいだった。
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