今年のうちの庭で、ちょっとした異変がありました。
例年は今頃、綺麗な花を咲かせてくれる”ピンクの牡丹”が、
一つもつぼみをつけてくれませんでした。
(とおちゃん、去年、剪定をまちがってしまったのかネエ?)と、ハナミズキ
「いつもの通りに咲き終わった花柄を切り取っただけなんだがなあ」と、とおちゃん
(でも、綺麗な葉がたくさん茂ったじゃあないか)と、ハナミズキ
そういうわけで、牡丹は今年は、花を咲かせるのを一休みなんだそうです。
その代わりに、本当に瑞々しい葉を見せてくれています。
今年のうちの庭で、ちょっとした異変がありました。
例年は今頃、綺麗な花を咲かせてくれる”ピンクの牡丹”が、
一つもつぼみをつけてくれませんでした。
(とおちゃん、去年、剪定をまちがってしまったのかネエ?)と、ハナミズキ
「いつもの通りに咲き終わった花柄を切り取っただけなんだがなあ」と、とおちゃん
(でも、綺麗な葉がたくさん茂ったじゃあないか)と、ハナミズキ
そういうわけで、牡丹は今年は、花を咲かせるのを一休みなんだそうです。
その代わりに、本当に瑞々しい葉を見せてくれています。
昨日の続きですが、ロウバイの控えに居た”寒牡丹”です。
藁の蓑を着て、まるで雪国の童(わらべ)ですネエ。
深紅の花と黄色の花、内裏雛のようです
実に可愛いですネ。
この寒いのに、よく鮮やかに咲いてくれます。
寒い日で風がきついです。
それでも、この時季は”蝋梅(ロウバイ)”の花が咲く季節です。
近所で、ロウバイが咲いているところは、野田市にある清水公園です。
かあちゃんとドライブで行ってきました。
ロウバイ祭りが15日から始まるということで、どうかなと思いました。
しかし、そのためか余り来園者が居ません。
ところが、ロウバイが殆んど満開で、真っ青な空を背景にして、
迎えてくれました。
ロウバイ園の貸し切り状態です。
結構なおもてなしでした。
おまけに、”寒牡丹”も藁の蓑を着て、可愛らしく控えてくれていました。
これも、感激でした。
わたしらは、こういうのを”ロウ老快護”と呼んでいます。
こういう介護なら大歓迎ですネエ!!
こういうのが介護(快護)の理想です。
初夏に買ってきた、”ペチュニィア”が、
今も元気で、むしろますます盛んに咲いて
楽しませてくれています。
(とおちゃん、このペチュニィアのふりふりの花びらが
気に入って、手に入れたんだったネエ)と、
ハナミズキは思い出しました。
「本当に気に入ったよ、こんなにいつまでも咲いてくれて
嬉しいよ」と、とおちゃん
「冬越しさせて、来年も咲かせたいネエ」と、かあちゃん
(とおちゃん!! 部屋に入れて、越冬させたら?!)と、
ハナミズキ
「そうだな、何とか工夫してみようかなあ」と、とおちゃん
ハナミズキも、かあちゃんも、当てにしないで、
待つことにしようと思いました。
「うちの皇帝ダリアの、2番目に咲いた花を
写真に撮ったよ」と、とおちゃん
(綺麗に咲いたみたいだネエ
花数が少ないから、一輪でもできるだけ綺麗に
咲こうと思って、咲いているのかナア)と、
ハナミズキも、思ったのです。
(うちの”皇帝ダリア”、夏の暑いときまでは、
頑張って葉を伸ばしたけれど、
秋になってから伸び悩んだネエ)と、ハナミズキ
「最近は、”皇帝ダリア”もポピュラーになってきたなあ
あちこちで、綺麗に咲き出したヨ」と、とおちゃん
(それでも、うちの皇帝ダリアもやっと、一つ咲いたよ)と、
ハナミズキは嬉しそうです。
「よそで咲いていた、皇帝ダリアの林を写真に撮ったから、
比べてみようか
よそのは、とても立派だなあ」と、とおちゃん
(とおちゃん!! よそはよそ、うちはうち、
違っても好いじゃないか)と、ハナミズキ
とおちゃんも、そうだなあと、うなずきました。
(サルビア・コクネシアと一緒に、
鉢に寄せ植えされていたシュウカイドウが
折れてしまったネエ)と、ハナミズキががっかりしていました。
「最近の強い季節風で、折れてしまったよ、
でも、今は花瓶に挿しておいたから、
そのうちに根が出るだろう。
そうしたらまた、鉢に戻そうかなあ」と、とおちゃん
(それなら安心したヨ)と、ハナミズキはほっとしたようです。
でも、残されたサルビア・コクネシアは
チョット寂しそうに、赤い花を風に震わせていました。
(とおちゃん、大変だよ!!
”ブログの木”(Gremz)が枯れそうだよ)と、ハナミズキ
「おやまあ!! 本当だ!!
しばらく、ブログ更新をサボっていたら、
大変なことだ」と、とおちゃん
実は、Gremzの木は、ブログ更新という”水”を与えないと、
枯れてしまうんです。
そこで、久々にブログ更新です。
ちょっとしばらく前に、撮っておいた”シュウメイ菊”です。
コスモスみたいな感じもするけれど、
これは、シュウメイ菊という花です。
(シュウメイ菊って、菊という感じがないネエ、
どっちかっていうと、キンポウゲの花に
似ているよ)と、ハナミズキ
「いい点に気がついたなあ、
実は、菊科でなくキンポウゲ科なんだよ。」と、とおちゃん
ハナミズキはそれを聞いて、納得したようです。
今年の酷い暑さで、半日陰が好きな”シュウカイドウ”も
スッカリ消えていました。
ハナミズキは、好きなシュウカイドウがいなくなって
がっかりです。
ところが、「そんなにがっかりするのは、
まだ早い」と、とおちゃん
ふと、見れば鉢の寄せ植えの中に、
あの清楚なシュウカイドウの花が見えたのです。
(それは、一昨年ぐらいに、鉢植えにしたシュウカイドウだね)
と、ハナミズキ
「そうだよ、鉢に避難させておいて良かった」と、とおちゃん
(シュウカイドウも、少し涼しくなったので、
喜んで花を咲かせたんだネエ)と、ハナミズキ
「そうだなあ、それにしても、このところ、
急に冬みたいだし、台風も来るというから、
家の中に避難させよう」と、とおちゃん
それを聞いたハナミズキは、二度喜びました。
ハナミズキは、急に訪れた冬の気配に、ビックリしました。
自分の葉っぱが、茶色に変色し、
かさかさと音を立てて散ってゆくのを見ました。
それでも、今日はまぶしいくらいの日差しが、
降り注いでいます。
ふと、見れば、”ノボタン”の紫色の花に、
西日が当たって、紫色の花が透けて見えます。
ハナミズキは、その不思議な光景に思わず見とれました。
(とおちゃん、早くこの不思議なノボタンの花を
写真に撮ったら!!)と、ハナミズキ
「ナルホド、これは、一瞬の貴重な情景だヨ」と、とおちゃん
そこで、日が透けた花と、普通の光が当たっている花を
撮りました。
ハナミズキがかあちゃんに聞きました。
(久しぶりに天気が好かったネ、
どこかの公園に秋の花を見に行ってきたの?)
「本に書いてあった立川市にある”国営昭和記念公園”だよ」
と、かあちゃん
「コスモスの花が見事だったなあ」と、とおちゃん
「コスモスの丘」というところが、凄かったネエ、
株が500万本あるというよ」と、かあちゃん
「人出も多かったナア」と、とおちゃん
(風に揺れるコスモスの花が、心地好かったんだねえ)と、
ハナミズキは想像しました。
ハナミズキは、自分の直ぐそばで、
黄色のにぎやかな花が咲き出したので、
すこぶる、ご機嫌です。
(この花は、”アンデスの乙女”
またの名は”カッシア”というんだね)と、ハナミズキ
「花の時期は十分に長いし、
葉は夜になると、閉じて寝るんだ」と、とおちゃん
(”合歓の木”と同じだネエ)と、ハナミズキ
「夜になると、葉を閉じるなんて、
おもしろい性質だナア」と、とおちゃん
(でも、花は閉じたりしないよ)と、ハナミズキ
ハナミズキは、酔芙蓉の花が朝と、
午後の早いうちは、白色で
夕方から淡いピンク色に色づき、
夜になると濃い目のピンク色になるのを
楽しく見ていました。
(こんなに見事な八重で大きな芙蓉の花はないなあ!!)と、
ハナミズキは思いました。
「触れなば、落ちんという風情だなあ」と、とおちゃん
(一日で、こんなに見事な大輪の八重の花が落ちてしまうの
は、もったいないよ)と、
ハナミズキはしみじみと哀しくなりました。
ハナミズキは、ヤッパリこの時期の花、
”彼岸花”が見たかったのです。
(とおちゃんが、写真を撮ってきてくれないかなあ)と、
思いました。
「近所の畑に咲いていた”彼岸花”だよ
大群生ではないけれど、雰囲気は出ているなあ」と、
とおちゃん
(この花の別名、”マンジュシャゲ、曼珠沙華”というのも
好いネエ)と、
ハナミズキはつぶやきました。
道端に、”オシロイ花”が咲いています。
ハナミズキは、オシロイ花を見て、
(一本の枝に、三つの違った色の花が混じって咲いているよ)
と、不思議に思いました。
「オシロイ花は、椿の花と同じで、
一つの株で花色が変わるんだなあ」と、とおちゃん
そのオシロイ花には、ピンク色と白色とピンクと白が点々と
混ざった花が付いていました。
でも、夕方になると、どの花も花びらを閉じて、
花色がわからなくなってしまいました。
眠るときは、目を閉じて
瞳の色が分らなくなるのと同じです。