明日の午前中に届くSetchel Carlson, C106の回路図を探してみた。 幸いRider's Combination
Television Transistor Radio Home Radio Manual Vol.26 に網羅されていたがこのマニュアルは
1959年の物と想われるが、一つ型番の若い C105 は1956年の物の様なのでチト疑問が残る。
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2月18日 17"と云うことからもっと大きな物を想像していたがズット小さく助かった。
電源が入らないとのお話だった。 早速診たところ電源スイッチが壊れていた。 ジャンパーし動作
画像からはハッキリしないが電源トランスからの漏洩磁束(リーケージ・フラックス)で画像が揺れ
て仕舞っており50Hz地域で使う為には電源トランスを別置きにするか、60Hzの電源を用意する必
要が有る。
2月24日 60Hz電源の材料が揃ったので組み込んで動作を診てみた。 画像からは見えて無い
が電源周波数と垂直偏向の周波数のズレ分と想われる非常に低い周波数のビート?様のもの
が確認出来たがこれは如何ともし難い感じだった。 上では若干垂直振幅が足りなかったので
調整したのが下の画像。 (電源電圧100Vでも何とか使えそうだった)。
3月3日 レストアに取り掛かった。 性能には関係無いが汚れが気になったので清掃から始めた。
次いで絶縁の劣化が想像出来るコンデンサの交換を行ったが今日は時間切れとなった。
3月4日 昨日の結果は同期が不完全だったので念の為同期に関係している真空管を診てみた。
結果問題は診られず、単に電源電圧(昨日は100Vでチェック)の問題かも知れないと電源電圧を
110V程に上げて動作を診てみたが動作は非常に安定になった。