今日の2台目は初めてとなる日本無線のアンテナマルチカップラ AW-48REと云うモデルで中波、短
波用の分配器で内部から異臭がし、煙も出たとのお話だった。この種の物の修理、動作確認等のご
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+B 電圧を確かめたが電圧は 60V程と低く、また回路途中の抵抗から煙が出た。
先ず+B ラインの短絡していたオイル・コンデンサを交換した。 しかしオイル・コンデンサの絶縁
劣化は良く在る問題だが短絡と云うことはこれまで経験が無かった。
ところが +B 電圧がまだ低く、結果オイル・コンデンサ 0.05μF/400V、2個が短絡していた。
交換後 +B 電源電圧は上がった(上はヒーターが温まる前)。
実際に加わる信号よりズット大きので飽くまで参考値だが約 1MHzでの実測結果。 上が入力で約
8mVp-p、下が出力で約 300mVp-pと単純計算では約 37倍となっていた。 同じ機種で出力 5箇所
毎に抵抗を直列に入れたモデルを見たことが有るが今回の物は単に5箇所をパラに繋いでいた。