テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Boman カラーバー + 不明のユニット

2024-01-23 12:42:13 | 

今日の1台目は Boman のカラーバーでこれまでにも可成りの数を手掛けており問題は無いだろう
と考えていたが謎のユニットが添えられていた。   この種の物の修理のご依頼はこちらの ホーム
ページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

謎のユニットのことは何も分からず、この部分を無視して本体の動作を診させて頂いた。

伺った様全くランプは点灯しなかった。

実際に低周波信号を加えて動作を診た。

一番左のユニットの上は入力(ダーリントン1段目のベース)、下は2段目のコレクタの各波形。

 

次いで中央のユニットの入力信号と出力信号波形。 トランジスタが殆ど動作していない。

これまで可成りの数を手掛けたがトランジスタが壊れていたのは初めてとなった。

1月24日 ゴーサインを頂いたので細かく動作を追った。 極一部のランプしか点灯しなかった。
何方かが修理を試みた様だったが、ボリュームの端子 3ヶ所の配線を全て黒いリードで行った為か
センターをグランドに落としていた。  何とも紛らわしいのでセンターを緑、入力端を青に換えた。

一部のランプを手持ちの 6.3V/0.15A の物に交換した。 一応周波数に依って点灯状態が変わった。

ただ交換した通常のランプは透明で色は付いていない。 下は全て切れていたランプ。

上の画像の回路は機能しておらず調べた結果左のトランジスタが壊れていた。

壊れていたトランジスタを今日買って来た物と交換し好結果を得た(全て点灯する様になった)。

切れていたランプ5個と、壊れていたトランジスタ1個。 その後ご依頼主がご自身でランプに色を
付けて呉れるとのことで助かった。 また今回はこちらで在庫している 6.3V/150mA ランプを使用。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Braun, L 20 | トップ | Braun, audio 308 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

」カテゴリの最新記事