テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

AWCの2011年11月ミーティング

2011-11-19 21:54:33 | Weblog

今日のミーティングには初参加となる川口の風間さん、スイスからのM. Goemansさんを
加え何時もの世田谷区立玉川台区民センターで開催された。 Goemansさんのコレクシ
ョンを見せられて一同唖然。 例えば下の画像の安中電機製作所製鉱石受信機始め興
味は1925年までに作られた通信機のみとのことで他にも多くの通信機のコレクションを
見せて頂いたが第一次世界大戦で使われた通信機、或いは Ste des Ets Ducretet製
の受信機 (通称Pianoの3球~8球モデル) 等どれも博物館級の物ばかりだった。 
  安中の鉱石受信機のことを調べたいとのことだったので近々逓信博物館に収蔵されて
いる物を当たってみよう。  それと風間さんに刺激を受け50MHzのAMを40数年振りにや
ってみようと想い始めた。 (局免に50MHzのA3も残しておいて良かった!)

11月21日  Goemans さんの疑問の一つは名盤に記された 9.10 の意味で多分年月とは
想像したが西暦なのか何なのかが不明だったので特許番号から特許の内要を調べてみた。

  15345号は明治41年12月8日特許の【無線電信受信用鉱石検波器】で発明者は
秋田県北秋田郡花岡村224番地本籍、東京市赤坂区青山南町5丁目33番地寄留
鳥潟右一 と分かった。 多分寄留地は当時の安中電機さんの住所と想われる。

  18532号は明治43年9月8日特許の【無線電信電話用検波器】で発明者は山形県
山形市七日町168番地本籍、東京市麻布区霞町18番地寄留 佐伯美津留とありこち
らの特許権者は逓信省となっている。 つまりこれらのことを総合すると 9.10は1910
(明治43)年9月と想像出来る。

コメント
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