GW中に、加賀太きゅうりが売られていました。
「今年は、ずいぶん早いなぁ…。」
正直、そう思いました。
加賀太きゅうりは、加賀野菜のひとつで、
長さが22~27cm、直径が6~7cm、
重さは大きなものでは1kgにもなります。
今から9年前に、「きゅうり」をテーマに講座を開いたのが、
たしか7月の終わりでした。
その時に、加賀太きゅうりも紹介させていただきました。
だから、私にとって、夏野菜のイメージだったのです。
でも、調べてみると加賀太きゅうりの出荷時期は
4月上旬から11月月下旬となっています。
現在の産地は、砂丘地の打木地区で、
栽培方法もハウス栽培や温室栽培が中心。
栽培技術の向上で、出荷時期が拡大していったのですね。
この加賀太きゅうりは、加熱調理が一番おいしいと思い込んでいて、
今まで煮物にしか使ってこなかったのです。
例えば、こんな鶏との含ませ煮。
でも、薄くスライスしてみたら、スイカのような香りが・・・。
そこで、皮を剥いて塩もみした加賀太きゅうりを
かにかまとマヨネーズで和えてみました。
なんとも爽やかな夏の香りがしてきました。
生で食べる加賀太きゅうりのおいしさに目覚めてからは、
サラダや和え物ばかり作っています。
静岡に出回る時期は、本当に限られていますが、
この夏は、加賀太きゅうりを存分に楽しみたいと思います。 (*^_^*)