UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

今そこにある危機・・・あるいは、今背後に迫る危機・・・

2013-08-24 01:06:10 | 日記

8月20日の日記に縞馬の縞を描いている男のことを書きましたが、実はこの男の近くにもう一人の人物がおりました

いつもながらお手数ですが、今夜の写真をクリックしてご覧くださいませ
外の景色がガラスに映っているため少し見にくいのですが、写真の人物、無我夢中で床にペンキを塗っております

最初にこの男の前を通ったとき、GGIは「なんだ、ただ床にペンキを塗っているだけじゃないか、それがどうしたんだ、あの縞馬の縞を描いている男にくらべればよっぽどまともじゃないか」と思って何も考えずにこの男の前を通り過ぎました

二度目に通りかかったとき、何かヘンだなあとちょっぴり思ったのですが、何がヘンなのか、突き止められませんでした

しか~し、三度目の正直でありました
次に通ったときには事態は明らかになりました
この男はまもなく、極めて近い将来、危機に陥るのです

むかし「今そこにある危機」というハリウッド映画がありました、CIA活躍モノの映画です(原題は Clear and Present Danger)
GGIはこの映画を見ていないのですが、この男の置かれている状況を察して、この題名を思いだしました

この男、まさに、今そこにある危機に直面しているのです、もう少し正確に申し上げれば、ごく近い将来、危機に直面するのです、危機はすぐそこに、この男の背後に、おそらくは数十センチ背後に迫っているのです

夢中で床をペンキで塗りつぶしているうちに、ほらほら、ほらほら、背後に危機が・・・
そうしておしまいにお尻がドンと壁にぶつかってしまって・・・

ビバ!ペンキ男!もう少しのあいだ無我夢中でペンキ塗りがんばれ!

グッドナイト・グッドラック!

人影のない北向き地蔵さまで・・

2013-08-23 19:46:26 | 日記

数日前の夕方、若干の謀議の後、謀議仲間といっしょに冷房がよく効いたガラスの部屋で暮れなずむ湖を眺めながら暑気払いのビールを味わいました

しかし帰り道、午後9時ごろ電車を降りますとふたたび猛烈な熱気に身を包まれてしまいました、衰えをしらぬ猛暑、汗が一気に噴き出し、これはたまらんなあと思いながら前進歩行に努めておりましたら、そうだ今日はわがファザーの命日であった、花ぐらい買って帰るべきであったなぁと気づきましたが、時すでに遅し・・・

若干の悔悟の念が生じなかったわけではありませぬが、すぐに悔悟の念は熱気に埋没、まあ明日でもいいかと思いながら歩いておりましたら一年365日24時間あいております北向き地蔵さまのお堂にさしかかりました

北向き地蔵というのはお地蔵さまが正確に真北を向いているお地蔵さまのことです、お地蔵さま研究家によれば、全国にゴマンとお地蔵さまがおられますが、正確に真北を向いているお地蔵さまは数百人しかいないそうです

ここでいつもながらお手数ですが写真をクリックしてご覧いただければ幸いです

お盆のせいか、お堂の出入口の両側に大きな提灯が飾られ灯がともされています、お堂のなかも明るく照らされています、ところが人影がまったく見えません、普段であれば、真夜中はともかく、このくらいの時刻であれば、まだお地蔵さまに向かって手を合わせて一心不乱にすがりつくように拝んでいるひとが、一人か二人は見かけるものですが、今日は誰もおりませぬ、やはりこの暑さにせいでありませうか

GGは、今を去ること十数年前、人探しのために初めてこのお地蔵さまのお世話になりました、そのときは初めてでありましたので、どうようにお参りしていいのか分からず、お参りに来ていましたお婆さんに尋ねてみました

「あのぉ・・・おばあさん、このお地蔵さん、人探しのお願いなんかでもきいてくれますかねぇ・・・」
「このお地蔵さん、ほんまにええお地蔵さんや、そやから何でもきいてくれはる、遠慮せんと何でも拝まはったらええのや」

まことにありがたきおばあさんのご宣託でありました、それ以来GGIはときどき気まぐれに北向きお地蔵さまにお世話になっております、しかしながらGGIの願い事というのは、このお地蔵さまをわざわざ訪れる大半の方々が背負っておられる生老病死にかかわる深刻な事柄ではありませぬ、前期高齢者後期に入ろうとしている人間の、発生源が身から出た錆であるところの、手前勝手なものに過ぎませぬ

久しぶりですのでお地蔵さまを表敬しておこうかと思ったのですが、なにしろお堂のなかも外も明るく照らし出されておりますので、何か誰もいない舞台にあがって衆人の視線にさらされるような気がして、若干躊躇いたしました。お昼間ならむしろお堂のなかは薄暗い感じしかいたしませんのでお堂のなかに入るのに躊躇するようなことはないのでありますが・・・・

かようなしだいで、今日はパスしようとお堂の前を通り過ぎようとしましたら、お堂の中から声がありました

「これこれ、そこを行くのはGGIではないか」
「あっ、お地蔵さま、お久しぶりでございます」
「お久しぶりだなんて、何を他人行儀のことを言っておる、今日はこの暑さのせいか、お参りに来る人がほとんどおらぬ、GGIよ、素通りなんて冷たいことはしないでちょっと寄っていきなさい、おまえの悩みを聞いてあげるから」
「ありがとうございます、でもお地蔵さま、悩みごとと急に申されましても・・・・」
「悩みごとが思いつかないと言うのか、まことにGGIはノーテンキなやつじゃのう、悩みごとはなくても後ろめたいことの一つや二つはあろう」
「後ろめたいことでございますか・・・そうですねぇ・・・まあ、実は後ろめたいというほどのことではありませぬが、今日はわがファザーの命日であることをすっかり忘れて某謀議の仲間といっしょにガラスの部屋で冷たいビールを楽しんでおりましたので、若干忸怩たるものがございます」
「そうか、それなら、ここで私に向かって手をあわせ、故人をしっかりとしのんでいきなさい」

GGIは素直にお地蔵さまのご指示に従い、しばし手をあわせわがファザーをしっかりしのんだのでありました

めでたし、めでたし

グッドナイト・グッドラック!

ゼータクな夏のお買いもの・・・・

2013-08-22 01:58:38 | 日記

今朝、蒸し暑い朝にうんざりしながら朝刊を眺めておりましたら
地方版の「湖都37.3度、8月観測史上最高」という見出しにびっくりしてしまいました
確かに昨日(20日)は暑かったけれどこれほどだったとは・・・

びっくりはいたしましが、今日も炎天下午後3時ごろから雑用を片付けるために街に出ました、城跡の公園の近くにあるスーパーで野菜や魚やお惣菜などを買って炎天下トボトボと帰ってきました、
でも、わが庵に帰りついてみて、そうだ夏の必需品である冷たいものは何も買わなかったと気づき、ガックリ

しかし気力を振り絞って再び外出、近くの徒歩一分少々の平和堂のスーパーさんへと出かけ、冷たいものを買ってきました

ここでいつもながらお手数ですが写真をクリックしてご覧くださいませ

GGIが出直して買ってきました冷たいモノたちの写真です
何も珍しいものはありません
2リットル入りのペットボトルの冷えたお茶、「超バニラ」と称するのアイスクリーム、シャーベット、カルピスサワーとか称する缶チューハイ、外国産の安物ワイン、練乳ワッフル「白くま」(九州名物)、それに絹ごしのお豆腐・・・

買ってきました冷たいモノを並べて眺めておりましたら、わがお幼き頃の夏を思いだしました、
写真に写っておりますような冷たいモノはほとんど望むべくもありませんでした

ペットボトル入りのお茶なんてありませんでした
冷たいお茶は買うものではありませんでした
本物のアイスクリームなんてひと夏に数えるほど、せいぜい1本5円なりのアイスキャンデーがいいところでありました
ましてシャーベットなるシャレた食べ物はありませんぬ
ワインなんて、国産の赤色砂糖水であるところの赤玉ポートワインしかありませんでした
缶チューハイなんてケッコウなもの、あるはずがありませぬ
ワッフルなんて結構なものを口にした記憶は無きに等しく、
それに、冷たいものを買ってきたところで電気冷蔵庫なる文明の利器がありませんでした
結局、わが御幼少のころからあるのはお豆腐だけであります

つまり、GGIがまだ幼き頃は、どんなに暑くてもナイナイづくしの夏を過ごしていたのであります
ですから本日の買い物は、わが幼少の頃を振り返りますと、まことにゼータク極まる買い物であると言えます

この間、ほんの半世紀少々のことであります、

そしてこの夏、GGIは昨夏に初めて設置いたしましたエアコンなるものをガンガン効かせて、世界にはこのようなゼータクな買い物をすることができない人々が、ましてや冷蔵庫もクーラーもない人々が、ゴマンといるのだということをほんのちょっぴり気にしながらもすぐに忘れて、これらの冷たいモノを当然のごとく味わうのであります・・・

反省するならサルでもできると申しますが、GGIは、この暑さに、日を追うごとにおサルさんにも見下される生活となりつつあります、まことに恥ずかしき限りであります・・・

グッドナイト・グッドラック!

残暑お見舞いに今夜はマトモな写真・・・・

2013-08-21 01:16:06 | 日記

依然として猛暑は衰えを知りません
残暑らしからぬ残暑をお見舞い申し上げます
昨日と一昨日、酷暑の夏に起きた珍事を撮った写真をお見せしましたが、今夜
は写真を眺めて多少なりともと涼しい気分になっていただければと思います

いつもながらお手数ですが写真をクリックしてご覧くださいませ
緑のカーテン、ゴーヤのカーテンです

一昨日の日記に西武さんの屋上でタイルが暑さでグンニャリしていたと記しましたが、その屋上で見かけたゴーヤのカーテンです、画面の隅にシティボーイふうのオッサンの姿が写ってしまっておりますがお許しください

ゴーヤのカーテンに行事案内の貼り紙が吊るされていました

「ゴーヤ・チャンプルの作り方の講習会を行います。8月24日午前11時と午後2時」

この貼り紙を読みますと、ああそうか、このカーテンに成っているゴーヤの実を使うんだと思ってしまうのですが、このカーテン、ゴーヤがあちこちにたくさん成っているという感じではありません、調理の講習会にはどこからかどっさり別のゴーヤを持ってくるのでありませう

ところでこの写真をご覧になってあなたはどのようにお感じになりましたか、などというアホな質問をするのは今夜はやめておきます

涼しく感じても、感じなくても、あるいはかえって暑苦しく感じても、あるいは何も感じなくても、わざわざこの写真をクリックしてご覧になる方はみんなみんないい方であるとGGIは確信しております、この確信は大地震がきても揺らぐことはないでありませう

グッドナイト・グッドラック!

酷暑の夏はなんでも起きます・・・・縞模様を描く男・・・

2013-08-20 02:11:21 | 日記

昨日の日記では酷暑の熱気でグニャリとゆがんでしまったタイルの写真をお見せしましたが、この酷暑の夏にはいろいろヘンなことが起きます

今日、炎天にめげず出歩いておりましたら、大通りに面している或る大きなお店のなかで一人の男が腕まくりして、ペンキでせっせと何かを描いておりました

ここでいつもながらお手数ですが写真をクリックしてご覧くださいませ

何と、この男、縞馬の縞模様を懸命に描いているのです
なるほど、このようにして縞馬が誕生するのかとGGI、思わず感心して手をたたいてしまいました

縞馬のモトにされてしまった馬君、自分が何をされているのかがよく分からず、何やら当惑気味なように見えないこともありあせん

「おっちゃん、ボクの体に何をしているの?」
「心配するな、シマシマ模様を描いているのや」
「どうしてたそんなことをするの?」
「君なあ、そのままなら君はただの白い駄馬や、オレがこうやってキレイな縞模様を描いてやれば君はリッパにオシャレな縞馬や、そうなったらうれしいやろ?」
「おっちゃん、ボク、ただの駄馬でええんや、いらんことしないで・・・」
「心配するな、あとで鏡に映った自分の姿を見たら、君は大喜びして、おっちゃんに感謝すこと間違いなしや」
「ほんとかなあ、そんなうまくいくかなあ」
「大丈夫、こら、動かずじっとしていろ、もう少しや」
「おっちゃん、もしうまくいかず失敗したら、シマシマ模様をちゃんと消して元のボクに戻してね」
「心配するな、もし失敗したら、今度は栗毛にしてやるから」

果たして縞馬君、いつごろ完成するのでありませうか

グッドナイト・グッドラック!