UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

サンゴ礁の彼方に去っていったのはいったい誰なんだよぉ!・・・50年目の真実

2013-08-01 01:14:47 | 日記

昨日は些事雑事に暮れた一日でありました
そして夜も更けるころ、その些事雑事をブログに記すという更なる雑事を積み重ねてしまいました、まことにお恥ずかしい限りです

ブログを書き終わって、雑事に更に雑事を重ねるといわが愚かなる老いの日々、こんなことでいいのであろうか、と若干の忸怩たる思いを胸に抱きつつ、安物ワインを飲みながらNHKのラジオ深夜便になんとなく耳を傾けておりました

今夜はハワイアン特集、あの懐かしき「サンゴ礁の彼方、渚ゆうこさんが英語で歌っています

いまから半世紀ほど前の曲でせうか、懐かしい歌です、アメリカ製の甘さテンコ盛りのラブソング・・・

しばらく英語の歌詞に耳を傾けているうちにGGI、エッ、そうなの?そんなはずないやろ!オレのオツムがおかしくなったのか、そうなことはない、何かの間違いじゃないのか、これじゃ話が違うやないか・・・

GGIのオツムは一瞬混乱を極め、大ショックでありました

渚ゆうこさんは、歌っているのです、サンゴ礁の彼方に去っていった男性を慕ってセツセツと歌っているのです

そんなはずないだろう!この歌は去って行った女性に向けてサンゴ礁のこちら側に置いてきぼりを食らったウジウジ男のやせ我慢の歌だったはずやないか!だから若き日のGGIは、「おっさんアホちゃうか、もうあの子が返ってくるはずないやろ、それをしつこくどっさり花を送るっていうのか、彼女にしたらただただ迷惑な話に過ぎんやろ」などと、半世紀ものあいだ思いこんでいたのです、

ところが何ということでありまそせうか、渚ゆうこさんは違うのです、サンゴ礁の彼方に去っていった彼を慕ってセツセツと歌っているのであります、これでは話がまったく逆やないか・・・

渚さんが歌っていた英語の歌詞は以下の通りです、何とGGIがずっとsheと思い込んでいたところはheに、herはhimになっているのであります!

Beyond the reef
Where the sea is dark and cold
My love has gone
And our dream grows old

There'll be no tears
There'll be no regretting
Will he remember me
Will he forget

I'll send a thousand flowers
When the trade winds blow
I'll send my lonely heart
For I love him so

Someday I know
He'll come back
Again to me
Till then my heart will be
Beyond the reef

サンゴ礁の彼方に去っていったのが男性であれば話はまったく違います、そうであったのなら、GGIは「あんな酒飲みでウソつきの男なんかほっときなさ~い、どうせいまごろサンゴ礁の彼方で溺死や、それよりその花束、シティボーイのGGIに贈るのが正解じゃない?」などと彼女を慰めたことでありませう

しかしながら、heではなくsheである英語の歌詞も実際に存在しているのです
GGIの勘違いではありませぬ

では、サンゴ礁の彼方に去って行ったのはいったいどちらなのでありませうか、
去って行ったのは、
男性歌手が歌う場合は女性、女性歌手が歌う場合は男性
というご都合主義が歴史の真実であるのでせうか

ちなみにインターネットでカンニングしましたら以下のような訳詩があるのを知りました

遥かな 珊瑚の島の
彼方の海遠く
去りにし いとしい人の
忘られぬ面影
心あらば 南風
この想いを伝えてよ
ふたたび君帰る日を
望み持て待てりと

意訳ではありますが、甘ったるいだけの英語の歌詞よりも、主語というよけいなものを省いたこの日本語の歌詞のほうがポエチックでとてもグッドと思うのは年のせいでありませうか、この歌詞であれば去って行ったのが女性であっても男性でもあってもよいことになります、

でも、この訳詩、「心あらば」なんて言われてしまった南風さんにすれば迷惑な話かもしれませんね・・・

よろしければ今夜の写真をクリックしてご覧くださいませ
サンゴ礁の彼方です、彼方には何もありませぬ
ご覧のとおり、the sea is dark and cold であります

グッドナイト・グッドラック!