透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

恩田 陸さんの作品

2017-01-20 | D 新聞を読んで

 川上弘美と小川洋子の作品は文庫で何作も読んできたが、このたび直木賞の受賞が決まった恩田 陸の作品は「夜のピクニック」しか読んだことがない(ここまでは作家名にさん付はしない)。

第156回芥川、直木賞の受賞者を紹介する新聞記事(20日付信濃毎日新聞38面)に恩田 陸さんのプロフィールが紹介されている。その記事によると恩田さんは4歳ぐらいから小学校1年生まで松本市で過ごしたそうだ。北アルプスの山並みの美しさは今も原風景として記憶にあるという。このことは、おそらく全国紙には紹介されていないだろう。

この記事を読んで彼女に親しみを感じた。で、作品を読んでみようかな、と思った(なんとも単純な動機)。こうして読みたい本は増えていく・・・。

受賞作の「蜜蜂と遠雷」はピアノコンクールを題材にした小説だと紹介されている。となるとタイトルは演奏曲のモチーフというか、曲想のことだろうか・・・。