■ 実は数年前から「火の見櫓っておもしろい」を本にしたい、と思い続けています。
昨年(2016年)末、東京の友人と飲んだとき、このことを話して来年(2018年)の3月ころまでに原稿を書く、と宣言しました。アルコール効果にまかせて言ってしまった、というのが本当のところですが。
本を出すにはかなりの費用がかかります。結局このことで書籍化プロジェクトはとん挫するかも。いやいや、その前の原稿を書く段階かな。でもこのことは考えないことにします。要は楽しめばいいんです。
本の原稿をこのブログで書き、ああでもない、こうでもない、と検討し、さらに推敲します。その過程をそのまま載せてしまおうという目論みです。
千里の道も一歩から、とにかく始めないことにはいつまで経ってもまとまりません。まともな文章を書こうなどというスケベ根性は捨てて、「火の見櫓って みんなちがって みんないい」ということが伝わるような文章が書けたらいいなと思います。
書籍化する際、全体の構成、具体的には章立てをまず考えるということになりそうです。参考に手元の本を見てみたいと思います。
『渋滞学』西成活裕/新潮選書
この本の章立ては次の通りです。
まえがき
第1章 渋滞とは何か
第2章 車の渋滞はなぜ起きるのか
第3章 人の渋滞
第4章 アリの渋滞
第5章 世界は渋滞だらけ
第6章 渋滞学のこれから
参考文献
あとがき
「まえがき」と「あとがき」を書かない場合もあるでしょうが、やはり書きたいです。このあたりは形式にこだわるというか、頭が固いというか、まあ、そんなところでしょう。
この本の章立てに倣えば、やはり第1章は「火の見櫓とは何か」になるでしょうか。以前、信州大学のあるサークルで火の見櫓についてレクチャーしたとき、担当の学生さんは次のような目次をつくってくれました。そうか、「火の見櫓とは何か」では硬いですね。ここは「火の見櫓って何?」の方がよさそうです。まだタイトルは決めていませんが、仮に「火の見櫓っておもしろい」にするなら、この方が良いでしょうね。「となりの、火の見櫓」というタイトルもなかなかいいですね。火の見櫓って身近な存在なんです、ということを上手く表現しています。
はじめに
第1章 火の見櫓って何?
第2章 火の見櫓を観察してみよう
第3章 火の見櫓あれこれ
第4章 火の見櫓って美しい
第5章 火の見櫓っておもしろい
第6章 火の見櫓のこれから
おわりに
とりあえず、今回は目次案を挙げておしまい。言うまでもなくこれは案です。次回は各章の中身の検討です。これは楽しい。