(再)安曇野市豊科高家 旧千国街道沿い 3柱無3型ショート3角脚 2023.05.25
■ この火の見櫓は2015年に既に見ている。その頃は「火の見櫓のある風景」を捉えるという意識が希薄だったためだろうか、上のような写真を撮ることはあまりなかった。いきなり火の見櫓にフォーカスしてしまって、下のような全形写真と部分写真を撮るだけのことが多かった。
3角形の櫓で見張り台も脚もあるが、屋根が無いという珍しいタイプの火の見櫓。交叉ブレースにリング式ターンハックルが使われておらず、代わりに割枠式ターンバックルが使われている。これも火の見櫓では珍しい。
一番上の横架材を留めているガセットプレートをよく見ると孔が開いていることが分かる。位置的にブレースの丸鋼を留めるための孔だと思われる。ということは、まだ上に垂直構面があったということではないか。上部を何らかの理由で撤去してしまったのかも知れない。すると、見張り台は元は踊り場だった?
初めからこの形だったのか、分かりません。
500メートルほど離れたところにもう1基
やはり屋根の無い火の見櫓が立っています。
近所のお年寄りに訊けば何か分かるかも
知れませんね。