goo blog サービス終了のお知らせ 

透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

942 木曽町の消火ホース乾燥塔

2017-12-21 | g 火の見櫓観察記


942 撮影日171221

■ 木曽町は木曽福島町・日義村・開田村・三岳村の4町村が2005年(平成17年)に合併してできた。今日(21日)所用で木曽町(旧木曽福島町)へ出かけた。そこでこの消火ホース乾燥塔を見かけた。火の見櫓の関連塔ということで載せる。

塔のてっぺんに腕木を渡し、使用した消火ホースを掛けたハンガーを吊り上げて乾燥させる。2つのハンガーで8本の消火ホースを掛けることができるようになっている。



壁がないから風荷重をあまり受けない。屋根も見張り台のような床も無いから、雪荷重はかからない。後は地震力に抵抗できればよいのだが、立体構造だから、こんな細い部材でも成立する。

梯子を外付けしてあるが、普段は地上の操作で消火ホースを干すことはできる。滑車に不具合が生じた時などに上る、ということだろう。



消火ホース乾燥塔の脚元に屋外消火栓とホース格納箱を設置してある。格納箱の扉には「木曽福島町消防団」とある。色褪せた箱が味わい深い。あばたもえくぼ効果で、火の見櫓関連のものは何でも良く見える。

でも、やはり屋根あり、見張り台あり、半鐘ありの火の見櫓がいいなぁ。


追記:消火ホース乾燥塔は火の見櫓の同類として番号を付けたこともあるし、付けなかったこともある。首尾一貫していないが、仕方ない。191229

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「壬申の乱」松本清張 | トップ | ― 道路またぎ櫓レビュー »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

g 火の見櫓観察記」カテゴリの最新記事