860 飯田市時又 撮影日170722
■ 写真に写っている赤い橋は天竜川に架かる天竜橋。写真の様子から分かるが、この火の見櫓は天竜川沿いの河岸段丘の道路より一段高い土地に立っている。この火の見櫓は天竜橋を渡っているときから正面に見えて、アイストップになっていたので「ヤグラセンサー」など無くても気がつくと思う。
屋根のてっぺんに避雷針が無いと何だか不自然な感じがする。見張り台の手すりは縦しげの手すり子の上下に〇を並べるデザイン。
かなり錆びているし、蔓状の植物が櫓の上方に伸びていることから、メンテナンスしていないことが分かる。使わなくなって久しい火の見櫓だろう。
柱間に横材を架け渡し、半鐘を吊り下げている。半鐘の上に小屋根を設置してあるのはうれしい。
梯子の下端がかなり高い位置だが、使わなくなった時に安全対策として上ることができないようにカットしたのかも知れない。