透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

鉄塔写真展「縷々電々」

2022-08-10 | A あれこれ

480

 鉄塔写真家・ふじのえみこさんの作品展が大町市で開催されていることを知り、在廊日の昨日(9日)出かけてきた。火の見櫓も鉄塔の一種でありから、ふじのさんとは鉄塔仲間、ということになる。会場の「ホッと一息・・・森の休息」の細長~いスペースに展示されている写真には主題の鉄塔をかなり遠くに置き、手前に建物や花などを大きく配した作品が何点かあった。そう、北斎の富嶽三十六景の「尾州不二見原」のように。



360

自筆のプロフィールに「鉄塔と自然」と「鉄塔と人々の暮らし」という写真のテーマが記されている。鉄塔を人と人の心をつなぐものと捉える彼女の感性が撮影した作品は単なる「鉄塔のある風景」ではない。

ただ単に火の見櫓を分析的に捉えるのではなく、人々の暮らしとの関わりを表現したいと作品を一通り見て強く思った。


(再)大町市平 撮影日2022.08.09

このような「火の見櫓のある風景」は記録写真としては有用だと思うが、「火の見櫓と人々の暮らし」ということになると、このような単なる風景写真を越えなければ・・・。


ふじのえみこ 「鉄塔写真展 縷々電々」
会場:大町市「ホッと一息・・・森の休息」
会期:8月28日まで(月曜休み)


薬師の湯の黒部ダムカレー

2022-08-10 | F ダムカレー

360
薬師の湯の黒部ダムカレー 竣工検査日2022.08.09

大町温泉郷 湯けむり屋敷 薬師の湯の黒部ダムカレー諸元 

・ダム型式:アーチ式ライスダム
・堤体長:約18cm(実測値)
・堤体高:約4cm(実測値)
・堤体幅:約6cm(実測値)
・堤体重量:200~250g(推測値 昼食に適量)
・総貯ルー量:約200cc(黒部ダムカレーカードに記載されている数値) 
・ダム湖に浮かぶ遊覧船・ガルベ2艘:ゆで卵(前回、2018年4月に食べた時は温泉卵だった)
・ダム下流:ポテトサラダ、ミニトマト、キャベツのせん切り、キュウリ(前回とは下流の様子が変わっていた)
・敷地:円形の白い皿 直径25cm(測定誤差あり。前回の測定値は24cm) 
・ダム湖の深さ:1cm弱(目測値)
・施工費:800円(税込み)
・施工者:おばちゃん二人
・施工時間:約5分
・検査時間:約12分(測定及び試食時間)


上空からダムの全景写真を撮っていて、ふと火の見櫓の型について思った。 4柱の櫓で4〇型(4角形の屋根に円形の見張り台という組合せ)はあるけれど、〇4型ってあったかな・・・、と。自宅に帰って調べると、屋根が円形で見張り台が4角形という〇4型は見つかっていないことが分かった。もし見つかれば非常にレア、ということになる。