創始は1187年(文治3年)に 源頼朝が安房国の洲崎明神(千葉県館山市の洲崎神社)の天比理乃咩命を迎えて海上交通安全と祈願成就を祈ったことだというから古い。
1600年(慶長5年)、徳川家康が関ヶ原出陣の際に参拝したという。1868年(明治元年)に明治天皇が都内の十社を「准勅祭神社」と定められ、その中に品川神社もあった。
御祭神は天比理乃命(あめのひりのめのみこと)、素盞嗚尊(すさのおのみこと)、宇賀之売命(うがのめのみこと)の三柱。
■ 23日の朝、友人とJR品川駅で待ち合わせ。京浜急行の新馬場駅北口から徒歩で数分の品川神社に向かう。一の鳥居には昇り龍と降り龍が巻き付いている。前夜から雨が降り続いていたが、これは龍が水神だからか。だとすると縁起が良い。もっと良い位置で写真を撮りたかったが雨降りだから諦めた(などと言い訳をする)。この写真には富士塚が写っていない。やはり何を撮りたいのか決めてからカメラを構えないと・・・、反省。
△ 一の鳥居 石段踊り場の左側に富士塚の登り口、いや登拝道入口がある。雨で石段が滑りやすかったが富士塚に登った。昔はこの辺りから江戸湾が見えたんだろうな、すぐそこが海か・・・。
△ 一の鳥居の前の狛犬 1925年(大正14年)建立
△ 二の鳥居の前の狛犬 1792年(寛政4年)建立 石工:四郎兵衛 阿像(右)には宝珠が、吽像(左)には角がついている。
△ 富士塚の横に鎮座する浅間神社の狛犬 2004年(平成16年)に日本参道狛犬研究会の三遊亭円丈師匠が奉納した。
△ 備前焼狛犬 1830年(文政13年)建立 以前は金網のケージに納めていたようだが、今現在はむき出し状態。阿像の尾の先の色が違う、補修したのだろう。
△ 御嶽神社前の狛犬 雨脚が強くなり、上手く撮ることができなかった。頭頂部に窪みがある。
△ 神楽殿
△ 拝殿前の狛犬 1884年(明治17年)建立 石工 清三郎 子獅子が親獅子に甘えている。家内安全、子孫繁栄の願いを表現しているのだろう。子獅子のいない親獅子だけの凛とした姿も好い。
△ 拝殿の内部に神殿狛犬がいた。撮影禁止だから写真は無い。
参拝の後、御朱印をいただく。