透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

「トラップ」な標識

2013-11-09 | A あれこれ





 本稿でも分かりにくい道路標識を取り上げます。地図のの位置には写真のの道路標識が立っています。も同じ関係です。



この写真はの位置から方向を撮ったものです。

白板一丁目という信号の交差点から橋に向かうとの標識がまず目に入ってきます。7時から21時まではこの先、「直進か左折」という意味です。地図で分かる通り、直進する道路は少し右に曲っています。

軽自動車がこの道路を「直進」して行きます。この時の時刻が朝の8時だとすれば、この軽自動車は道路交通法違反ということになります。7時から8時30分まで歩行者専用道路というの標識が立っているからです。

の標識で直進OKとしておきながら、10mくらい先ではで直進NGって、こんなのありでしょうかね。10mだと、時間にして1秒足らずです。脳が直進してOKなんだと認識したと思ったら、NGという標識が・・・。こんなのトラップ(ひっかけ)でしょう。

何年か前、私はこのトラップにかかって、7000円だったかな、国に寄付をしました。


 


分かりにくい道路標識

2013-11-09 | A あれこれ





 分かりにくい道路標識がけっこうあると思うのですがどうでしょう。これは松本市内の某所に設置されている道路標識です。3つ(いや、正しくは規制標識が2つ、指示標識が1つ、補助標識が2つで、計5つ)の道路標識が1箇所に設置されています。



このように複数の道路標識を運転中に目にした場合、瞬間的に意味が理解できるでしょうか?

上の標識と下の左側の標識とでひとつのことを規制しているのではないか、などと思ってしまえば、意味不明、理解不能になってしまします。

下の左側の標識はここで一方通行は終わり、この先は対面通行ということを示しています。この場所の様子を示す上の写真で分かると思いますが、と右向きになっている標識を、上向きにすべきではないでしょうか。カーナビでもそうですが、進行方向を上に向けるのが一般的で分かりやすいのですから。

以前、この変則5差路を「正しく」進行したのにもかかわらず、警察官に注意されたことがあります。幸い、注意だけで済みましたが。警察官もこの複数の標識を正しく理解していなかったようです。

このように複数の標識を設置する場合には、正しく理解できるかどうかきちんと調査することも必要ではないかと思います。車で走行中に標識を見て瞬間的に判断するわけですから、分かりやすくないと困ります。

この場所の近くにもう1箇所分かりにくい標識がありますので、次稿に載せます。


 


ピンク色の壁 その意味は・・・

2013-11-09 | A あれこれ



路上観察 ピンク色の壁 松本市内にて 撮影日131108

 信号待ちの間、この外壁を見ていて、メキシコの建築家、ルイス・バラガンを思い出しました。バラガンはこの写真のようなピンク色の壁で有名なんです。バラガンの自邸は世界遺産に登録されていますが、やはり壁にピンク色が使われています。

なぜピンク色なのか・・・。

バラガンは生涯独身でしたが、想いを寄せ、また頼りにもしていた幼なじみの女性がいました。特徴的な濃いピンク色はふたりの故郷に咲き乱れていたブーゲンビリアの色だそうです。バラガンは彼女への想いを壁の「ピンク」に込めた・・・。何年か前、テレビ番組でこのように解説していました。

豊かな色彩がメキシコの民家の特徴のようで、壁のピンクはめずらしくないようですが、このような解釈はロマンチックでいいですね。

ではこの外壁のピンクにはどのような意図というか意味があるのでしょうか・・・。