そうです、山本周五郎です。
■ 本稿のタイトルと書き出しはこちらのブログ(←)のパクリです。 ♪ 笑って 許して ちいさなことと アッコ! じゃなかった、ユミさん!
私は今まで時代小説をあまり読んできませんでした。例外的に藤沢周平の作品を新潮文庫と文春文庫でたくさん読みましたが。
先日、勤め帰りのカフェ・バロで藤周もいいけれど山周もいいですよ~、とすすめられたのが『季節のない街』でした。聞いたようなタイトルだなと思ったんですが、泉谷しげるの「春夏秋冬」の出だしだと後になって気がつきました。
すすめられたのは現代ものの短編集です。私好みの「涙小説」とのことでしたので、早速書店で探しましたが、残念ながらありませんでした。
で、買い求めたのが『人情裏長屋』新潮文庫。山本周五郎の作品は全くの未読、いままで読んだことがありません。この文庫のカバー裏面に**周五郎文学の独壇場ともいうべき〝長屋もの〟を中心に11編を収録。**とあります。
この紹介文で読んでみようと思い、買い求めたという次第です。いきなり長編はしんどいかもと、短編集を探したのです。
今週は山周です。