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透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

太宰治と松本清張

2009-01-11 | g 読書日記

■ ああ、今回はあのことか、と気づかれたと思います。そうです、今年はふたりの生誕100年にあたる年なんですね。

新潮社のHPで昨年末に知りました。新年になって各紙このことを取り上げたようです。1909年生まれの作家は他にもいますが、このふたりを取り上げたのは、ずば抜けて人気が高いということなんでしょう。



太宰治が『人間失格』を世に残して玉川上水で入水自殺したのは40歳になる前でした。一方、松本清張がこの『或る「小倉日記」伝』で芥川賞を受賞したのが、44歳の時。それから作家活動を始めたわけですから、そのとき既に太宰はこの世の人ではなかった、ということになりますね。

人生いろいろ、ですね。

さて、ここからどう書き進めるか・・・。

松本清張記念館が北九州市小倉にありますね。松本市美術館の設計者、長野の宮本忠長さんの設計。清張ファンとしてはいつか訪ねたい、と思っています。再現されている書斎や3万冊の蔵書が見たいのです。

太宰治の生家「斜陽館」は築100年を過ぎた豪邸。太宰のファンではありませんが、この建築は是非見学したいと思っています。鶴岡あたりからしだれ桜の角館を経由して津軽へ。りんごの花が咲く頃はきれいでしょうね。

どちらもここ5年、いや10年くらいの間に実現したいと思います。

青森が先かな。

コメント (2)
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