高橋節郎記念美術館
■ 安曇野市穂高にある美術館に隣接する高橋節郎の生家の蔵は再生されてギャラリーとして開放されています。ここで開催(6月15日まで)されていた 白水ロコ展 a day dream を観てきました。
入口(外観写真の右側の扉)を入るといきなり上の不思議な鳥(作品名は分かりませんが双頭人面孔雀です)と対面することになります。かなり大きな木彫作品で高さが1.5mくらいあると思います。リアルな人の顔が彫られています。
双頭で人の顔が付いている孔雀など初めて見るので脳は混乱するのでしょう、脳内にストックしてあるどのデータにもありませんから「不気味なもの」と認識することになると思います。作者にしてみれば鑑賞者にこのような不気味な気持ちを抱かせることが狙いなのかも知れません。
もしかしたらこの作品を「きゃ、かわいい!」と思う人もいるかもしれませんが、私は正直ちょっと苦手です。他の作品にも人の顔がついていました。壁掛けの作品を寝室に飾って夜中に眼が覚めたら、こちらを見つめていて・・・。
白水ロコさんは安曇野在住だそうで、いつかまた作品を観る機会があるでしょう。