黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

あっちこっちそっちこっち

2012年04月29日 19時32分01秒 | Weblog
4月29日分。

 毎度。相変わらずこっちの家のキーボードは使いにくいな……と文句は言いつつも、他人のパソコンを借りている状態では文句も言えず。いや、言ってるか、今ここで。幽霊です。そんな次第で、今年のGWはカレンダー通りにはならずに、五月頭の平日を休日にすげ替えての九連休となっておりまして。実家へ一時的に帰省してきております。で、結果として個人的には使いにくいキーボードでブログ作業中。
 少し前に「無駄遣い」で買ってきたキーボードは、今ではほとんど違和感なく使えているんですけどねー。こっちの薄型キーボードは、何回使っても全然慣れません。まあ、あっちの無駄遣いで買ったやつは、使っている日数は少なくとも、毎日ここを打つのに使っているから、習熟度合いは短期間でも一気に上がるのですけれども。

 帰りの道中、駅構内で盲導犬がお仕事をしている場面に遭遇しまして。犬種は、やっぱりというか、ラブラドールレトリーバでした。そこそこ混雑している駅でのことだったのですが、ちゃんと器用に人も障害物も避けていたし、誘導している人にも当たらないように立ち回っているのに感心してみたり。頭ではそれが盲導犬のお仕事だと分かっているつもりでも、いざ目にしてみると、本当に出来るものなんだなーと改めて理解しました。
 そういえば、エスカレータとかでは、人はともかく盲導犬の方はどうやって乗っているんだろうと疑問だったのですが。実際には、やっぱり一段には横向きにでもならない限り収まりきらないので、前の段に前脚を、後ろの段に後脚をかけて、ちょっと前後に伸びている形でした。ああ、やっぱそうやるしかないのね……という感じ。人には違和感のない構造の設備でも、人間以外のカタチをしていると、不自由が出てくるようです。
 盲導犬とは直接関係の無い話ですが。あさりよしとおさんの、『まんがサイエンス』のどこかしらで、人型をしたロボットの必要性ってあるのか? みたいな話があった気がします。その中で、人間の形に合わせて作られた家なり施設なりにロボットが入り込む場合、ロボットも人の形をしていないと色々面倒だ、みたいな展開になっていたような記憶がありますね。
 家の中、道路、電車にバスその他、私たちの目に触れる場所というのは、基本的に人間のためにデザインされたモノ、機械、設備で満たされている。道路の道幅、段差の高さ、信号機、自販機の取り出し口のサイズに至るまで、世界は人間の規格に満ちあふれているもので。その中に人間以外の何かが入り込むというのは、なかなか難しいのかもしれません。ちゃっかり適応しちゃってる連中もいますけどね、カラスとか。ビル風の中を、壁にぶち当たりもせんと飛んでいられるあの連中、本当にただの鳥なのだろーか……?

 帰省中に辿るルートには東京駅が含まれているのですが、連休初日を外しても、混雑していることには変わりありませんでした。去年は震災からまだあまり日数の経っていないタイミングでしたし、みんな娯楽的なことは控えようみたいな空気もあって、あまり行楽地や海外へという動きは多くなかったそうですが。去年はともかく、今年の連休中、出入国者数を合わせた旅客は約59万7800人との推計みたいです。
 お金を落としていくなら、海外じゃなくて国内に落とせばいいのに……なんてことも一瞬思いはしますが。私に至っては、そも国内にすら金を落としやしないので、まだ消費意欲があるだけ、お出かけする人はいいのかもしれません。こっちは、昨日に買ったゲームと、前々から積みっぱなしの本とで延々引きこもって時間を食い潰すつもりでいるので、ぜーんぜん消費に貢献してませんな。ああ、でも一応、キーボードと新しいアイロンと、あと自転車とで、トータルすると十万円ちょっとくらい無駄遣いはしたんでしたっけか。
 ……っと、これを打っているタイミングで地震が来ました。詳細情報がまだ出てない状態ですが、そこそこ揺れたなーという感じ。物が倒れたりということは無かったようですが、さてはて。皆様、お怪我等ございませんでしたでしょうか? そっか、もうあれから一年以上経ったんだなー。

 ではでは。ひゅう、どろん。