黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

選挙は来月

2009年07月31日 23時05分02秒 | Weblog
7月31日分。

 毎度。昨日にまた暑い日が戻ってきましたねーなんて書いてみたら、今日はまた気温が下がってしまったじゃないか……。幽霊です。真夏の筈なのに、さすがに今日はジャケット着ていけば良かったかなと思いましたよ。お陰で、朝から体温が上がってこなかったもので、一日鼻水ぐじゅぐじゅです。花粉症とかではないんですけれどねぇ。それにしても、冷房かかってる電車の中より、電車の外に出た方が寒く感じるというのはどういう気温だ。
 この涼しさ……というか半ば寒さのせいか、先週末に仕掛けたハエ取り紙にも、ほとんど虫が引っ掛かってません。それ以前に、あまり室内で虫を見かけません。普段ならもうちょい見かけていた気がするので、やっぱり寒すぎるのかも。この部屋、エアコンで室温を保つということをこの時期はやらないので、外気温が室内の温度を完全に支配します。うっかりすると、太陽の熱が屋内に籠もってしまうので、暑い日は外より暑くなるんですけどね。その割に、寒いときには保温性がありません。よーくよく見ると、ちっこいのが三匹くらいはかかってるんですけどね。にしてもこのベタベタ、えらい粘着力ですな。何使ってるんだろ? 成分表示を見ると、「潤滑油・天然樹脂」しか書いてません。うーむ、謎。
 さて、ようやっとまた週末です。クレイシルバーでまたリング一個作ったり、思う存分寝たり、洗濯したりアイロンかけたりしませんとね。後半のは嬉しくないけど。後はまあ、一応、また物書きの準備を再開しています。書き始めるかは分かりませんが、とりあえず背景側から詰めている状態。今まで以上に更に詰めてますが、いくら詰めたところで足りることは無いのでしょう。中身的には、これまでよんできた学術ハードカバー類のまとめ的な代物です。順序としては、その中身を詰めておくために諸々読んでいた、のですけれども。その内そこから逸脱して、気が向く物を適当に読んでましたからねぇ。もうじき、核融合のブルーバックスも読み終わりそうです。次は経済学のヤツかな?

 さてさて。来月末には選挙という段取りで進んでいるようなのですが、ここらで一つ、敢えて民主党のマニフェストをちゃんと見てみることにしました。あんまり好きではないのですが、ただ感情論で嫌いと言ってみても仕方がない。幸いにして、ネットから公式サイトへ行けば、今年のマニフェストがダウンロードできますし。ということで、ちとPDFが重たいですが、ある程度眺めてみることにします。
 今回のマニフェストの要点は、とりあえず5つのようです。それぞれに、「1.議員の世襲と企業団体献金は禁止し、衆院定数を80削減する」、「2.子供の中学卒業まで年に31万2千円の子供手当を支給し、高校は実質無償化、大学も奨学金を充実する」、「3.年金月額最低7万円を保障し、また後期高齢者医療制度は廃止、医師の数を1.5倍にする」、「4.地方の自主財源を大幅に増やす。農業の個別所得保障制度を創設。また高速道路の無料化、郵政事業の抜本見直しを行う」、「5.中小企業の法人税を18%から11%へ引き下げる。月額10万円の手当付き職魚訓練制度、最低自給を全国平均1000円に。地球温暖化対策を強力に推進し、新産業を育てる」といったところ。PDFのページ割りに従って、5つに分けてみました。ではまあ、一つずつ見ていくとしましょう。
 まずは、その1について。天下りを禁止であるとか、衆院定数の削減といった辺りについては評価して良いのではないかな、と思います。ただ、定数削減は良いのだけれど、一票の格差の拡大にうっかり繋がらないと良いかな、とも思いますが。現状、先進国の中では、日本の一票の格差というのは最大レベルに広がってしまっていた筈ですしね。ここでは官の無駄遣いを無くし、そこで節減した費用を党の推し進める施策の財源にしようという狙いも当然あるようで。ただ、いわゆる「埋蔵金」の割合がちょっと大きいですね。4兆円をこの埋蔵金で補うつもりのようなのですが、そんなに眠っているものかしら? 後は、一回使ってしまったら、その埋蔵金はもう無くなってしまうから、恒久財源としてはアテにならないことも懸念事項かと。ついでですが、献金の禁止と世襲については……どっかの壊し屋さん、この手の話でつい最近騒がれてましたからね。ちと説得力がダウンです。
 その2は、評価の大きく分かれるところになりそうです。制度的に挙げられているのは、出産時に55万円の一時金、中学卒業まで毎月2万6千円の子供手当、公立高校の実質無料化と私立高の生徒には年12~24万円の助成、大学生・専門学校生の希望者全員が受けられる奨学金制度の創設、空き教室の活用によって保育所を増やす、といったところ。最後の一つは賛成なのですが、他の部分については財源どーすんのかな、というのが一番気になります。子供を大事に、という方針はよく分かりますが、相当な財政負担になる筈。当然その負担は税金から出てくることになりますが、増税無しでこれを出来るか? このほかにも、後の方の施策で更に資金を食いそうなものがありますし……。手当に関しては、少なくとも所得制限(支給する基準所得に上限を設ける)が必要かなーと。出生率の低さ、また一人の女性が産む子供の数が少ないこと、を気にしての施策案であることは理解できますけれども。
 次、その3について。上で書き忘れましたが、具体策の中に、「ヘルパーなどの給与を月額4万円引き上げて、介護に当たる人材を確保する」というものがありました。これについては、知人に介護関係の仕事してる人がいますが、給料安いよなーということをよく聞きますし、良いのでは。年金をロストさせません、変なところへ資金流用させません、失われた年金を取り戻します、といった辺りを謳っているのは、まあ当たり前のことか。医師の数を増やすというのは良いのですが、質の悪い医師がただ増えるというのでは意味がないし、何より、地方に医師が増えないと全くもって改善になりません。都心部にだけ医師が増えたのでは、そこで過当競争になるだけで、地方の状況はなーんにも変わらないですしね。それと、医療制度については今後更に必要な額は増え続けていくわけで、これも財源を以下略。
 そろそろ疲れてきましたが、その4へ。農業を再生し食料自給率を上げよう、というところについては良いのですが、これはなかなか難しいだろうなぁ。そっちは置いておくにして、地方の財源に関する自主性を上げましょうという政策はとりあえず良し、かな? ただ、高速道路の段階的無料化とガソリン税などの廃止は、またしても財源以下略が問題になりそうなのと、この後に来る環境問題対策には真っ向から背反しそうな気もします。車使う人が増えれば、排ガスも増えるのですが……。これはアレかな、国内で需要が冷え込んでいる自動車関連企業への援護射撃的な意味合いも強いのかも知れません。
 やれやれ、ようやっと最後の、その5に来ました。中小企業の法人税ダウンはとりあえず良いとして、一番ここで気にかかるのは、最低時給千円ですね。当然のように人件費の高騰を招く施策ですし、むしろ雇用を減らされる怖れの方が高くなってきそうです。また、合わせて製造現場への派遣を原則禁止ということになると、国内製造業にはかえってダメージが大きいのではないかな、と。ついでに言えば、民主党って派遣法に賛成してた過去が無かったっけ? 人件費のアップついでに、派遣禁止となると、製造の場所を国外に移してしまう方が得になりそうです。国内の雇用がむしろ減る、という可能性が……。派遣にしても、色々待遇の問題を指摘されますが、条件は悪くとも、そこでまた一定の雇用数を確保しているのも事実。そこに追い打ちをさらにかけることに、ならないと良いのですが。
 もっと細かく見ていけば、評価できる点、ツッコミ入れる点のどちらもありそうですが……。ふとマニフェストを最後まで眺めてみて、外国人参政権が何も書いてないな、ということに気が付いてみたり。私自身は、そちらの制度に一番反対で民主を好きになれないところもあるし、何か書いておいて欲しかったのですが。わざと外したのか、あまり今回は論点として大事ではないと思っているのか。ただ、政権与党を狙う党が、その賛否のかなり大きそうな施策を何も書いていないというのは、どうなんだろう。これ、国内の人件費をごりっと上げておいて、移民受け入れとかを一気に開放しましょうと言い出すとか、そういう腹づもりなのか? さすがに考えすぎですかねぇ。
 全般での印象は、聞こえの良いことは言っているけれど、財源の確保がこれはちとおぼつかないんじゃないかな、というところが気になります。確保の面についての記載が、あまり無いのです。施策にしても、全部反対と言うつもりは無く、ちゃんと評価して良いところもあると思うのですが……。どうしても、やって欲しいけど、じゃあお金の出所は? というのが不安。無駄遣いのカットで捻出します、と言って済む規模ではないと思うのですけれどもね。
 なお、今回は割と、民主党に好意的な書き方をしてます。これでも。自民のマニフェストは発表になってるんだったかな? そちらも出ているようなら、その内に、公平を期す意味でも、自民の分も書こうかと思います。それで一日分、ネタが出来ますしね。

 ではでは。疲れました……。ひゅう、どろん。

たまには自炊で

2009年07月30日 22時14分43秒 | Weblog
7月30日分。

 毎度。そういやここのところは外食とかばかりで、あまりろくに自炊してなかったなーということを思い出して、今日は割と久々に自室でまともに飯食ってます。幽霊です。ただ、部屋に戻ってきてもエアコンは使わずに換気だけで済ませるという高温体質はどうにかならんか。いや、ここのところまた暑い日が戻ってきてしまって、電車やら屋内の冷房やらで体調が落ちるのです。自室に戻ってくると、ここが一番適温……。普通の人が来たら、あちぃよボケと言われるでしょうけれどね。
 一時期はやたらと涼しくて、今年は冷夏にでもなるのかと思いましたが、さっさとクソ暑い日々が戻ってきたようで何よりです。いや、暑いのが好きなわけじゃないんですけれどもね。暑さが戻ってくるとなると、今度は局地的な集中豪雨が怖いですけれども……。まあ、九州の方とかでは、もう既に豪雨を喰らってしまっていましたね。都心部というのは豪雨に弱くて、一気に降られてしまうと、あちこちに浸水してしまう恐れがあります。地下街も多いですからね、新宿とか。そこいら一帯を全部アスファルトで固めてしまっているから、地面に吸水性も無いし。ついでに排水ルートも限られてくるので、水がどんどん一極集中しがちです。そこまで行かなくても、うっかり大雨が降ると電車が遅れたりしますしねぇ。面倒な話です。
 ま、空を見上げればクソあっつい元凶の太陽と、向こうの方にはもくもくと立ち上がる入道雲。まさに夏の空という景色が、今年もやってきたようです。良いところも悪いところもある季節ですが、毎年のことだし、しょーがない。それよりも、年を追う事に寒さに弱くなっていくこの身体は、果たしてどこへ行くんだ? それよりも、この時期はまあ暑いのに耐えられるから良いとしても、今年の冬場が更に辛いぞ。さてどうしよう……。

 身体の問題と言えば、前々から自分で言っている通りで、あっちこっちにしょーもない不具合もとい足りないものが多いわけなのですが。パソコンやってたり暗いところで本読んでたりしてた影響で、かなり目も悪くなってます。しかも左右で死力が大幅にずれてしまったため、距離感がいまいち掴みづらくなってしまったりで、よくそれで自転車乗ってんなと思ったりして。まあ、ある程度距離が離れてしまえば、逆に大雑把には把握できるので、案外影響は少ないんですが……と。それはさておいて。
 視力を戻すというのはさすがに難しいようですが、そういう中である程度の知名度のある方法が、レーシック手術というやつですね。要はピントが合わなくなってしまった角膜をレーザーで削って、強引にピントが合うようにしてしまおうという手なわけですが。その内に何かしらあるかなと思っていたら、本当に騒ぎになったようですね。うっかりすると、思いっきりヤブなところで受診してしまう可能性も、こういう状況だとありそうで怖いですね。
 個人的には少し考慮したこともありましたが、結局はまあ、やってみて視力が戻ったとしても、またすぐに落ちてくることになるだろうと判断して止めました。一発の手術で治る……というか視力が戻るなら、確かに楽なのですが。その前に、視力が落ちてくる原因の方を対処しないと意味がないよな、と。老齢のために視力が落ちてくる、というのであれば別ですが。私の場合、この年齢で視力がごそっと落ちているということは、そもそも生活習慣的に目に優しくない状態になっている、ということです。この状況ではねぇ、多分、視力が一旦戻っても、また元の木阿弥で御座いましょう。
 色々と手軽に、短時間で、技術の力で出来るようになりました。良い時代なんだよなーと、そう思います。ただ、割とそういう風に補えてしまうところがあるだけに、結構平気で無茶ぶりしてしまうこともあるような。なるべくならば、自力の範囲内で解消していくように心がけることも必要かな、と思ってみたり。どの辺までなら無理なリカバリをしなくて済むかな、という加減を覚えておくに越したことはないでしょうし。大ジャンプして戻る必要のあるような状況は、そもそもなるべく避ける。面白みが無いと言われるかも知れませんが、自分の無理なく歩ける範囲は知っておくべきです。その範囲から若干はみ出るくらい、で楽しむのが一番宜しいのでしょう。
 ……ところでこれ、レーシック手術で問題が出た場合って、どうするんでしょう? 削ってしまってるわけだから、戻すってのは難しそうなんですが……。うーむ。

 それでは。ひゅう、どろん。

核融合炉にさー

2009年07月29日 23時41分19秒 | Weblog
7月29日分。

 飛び込んでみたいわけじゃないんですが、そういう方面の本を今現在に読んでおります。毎度、幽霊です。『ヤモリの指』を思ったより早々と読み終わってしまったので、今度は先日に買ってきたブルーバックスから核融合の話を持ってきています。ハードカバーが続いていたので、新書サイズが軽い軽い。そういえば、手持ちのハードカバーが無くなってしまったので、後は新書サイズか文庫か、ソフトカバーが一冊あるだけですね。しばらくは、鞄が軽くて済むかな。今月中は、コレをちょうど読み終わるかどうか、といったところで終わるでしょう。
 核の絡みはどうしても、特に日本人は被爆の過去もあるだけにアレルギー反応を示しますが、先々頼ることになる可能性は高いのではあるまいかなーと。まあそもそも、お天道様の恵みというのは核融合によるものなわけでして、それを人工的にやるか自然が自前で実現したか、の違いだけのような気もします。ま、勿論ただの詭弁ですけれども。ウソだけど。まだなかなか核融合の方は実現まで時間がかかりそうではありますが、少なくともある程度のところまで、誰かがいずれこぎ着けるでしょう。人間、そういうところは何だかんだでやっちまいますからね。よくもまあこんなものまで技術化してくるもんだな、と色んな意味で感心します。執念かしら。
 あ、そうそう。本の話ついでにマンガの話ですが。古本屋で暇つぶしに、と一冊買ってみたら、思ったより面白かったので続きを探してみたり。マイナマンガっぽいのでこれは近場じゃ売ってないだろうなと思っていたら、よく行く本屋に売ってました。あそこ、マンガ類の揃えは確かに良いところなのですが、規模の大きくないところではよくあるパターンとして、売れ筋のやつを集中的に置いています。そういう本屋にあったということは、多少は売れてるのかしら? 私の近所でいるのかな、『ふおんコネクト!』読んでる人って。さすがにいないか。
 おまけ。昨日に無事、爆ぜることなく焼き上がったクレイシルバーのリングですが、とりあえず鏡面加工だけやりました。休みに入ったら、いぶし加工してもう一回鏡面加工、でお終いになります。今回は6グラム分量の方を使ったので、リングとしてはやや細め。今までの分がぶきっちょでぶっとくなりがちだったので、まあ相対的にはスマートに見えます。見えるだけなんですが。とりあえず、今まで完成した三つと今回のを並べてみると、少しずつは上達していることが何となく分かります。が、相変わらずまーだ歪んでるなぁ。その辺はしょうがないのかなーと思いつつ、ちょっとずつ精度を上げていくしかないのでしょう。

 ではでは。今日は特にこれといったネタがないので。ひゅう、どろん。

鼻風邪?

2009年07月28日 21時32分33秒 | Weblog
7月27日分。

 毎度。昨日の夜は長袖を着て寝ていた筈なのですが、それでも一日鼻がぐずぐずしてちり紙を山と積み上げることになりました。幽霊です。いやはや、体調もまた今一つで困りました。あまり仕事の無い日だったから良かったものの、これで修羅場になっているような日だったらどうしようもありませんな。あんまり鼻水がひどいので、夕方くらいに鼻水を抑える薬をもらって飲んでみたら、これがまたまずい方向に。鼻水は止まりましたが、副作用で頭はぼうっとするわ、身体はフワフワ変な感じがするわ、そして何より気を抜くと意識が飛びそうになるレベルの強烈な眠気が……。普段そこまで眠くなることはほぼ無いので、ああこりゃ薬が効きすぎてるなと分かります。こりゃ運転とかは厳禁ですね、危ないどころの話じゃありません。
 あまり薬の類は使わないようにしているのですが、逆にこういうときには効きすぎるのが怖いところで。元から体重が人より足りていない分、効きすぎる傾向がありますし。てきめんに効果が出るのは良いんですが、副作用まで効果はバツグンだ、となってしまうのはいただけません。薬ってものはあくまで、本来毒であると言うか、異常を引き起こすものであるというのがよくよく実感されます。たまたまその引き起こす異常が有効なこともあるから、それを利用しているだけなのですよねぇ。なるべく使わないに越したことはありません。
 そんなこんなで帰りの電車内で意識が飛びそうになったりしつつ、とりあえず無事に部屋まで帰ってきました。帰ってきたら早速、クレイシルバーにまたヤスリ掛けしたりしてる辺り、風邪引きかけてるんじゃないのかよ、というところですけれども。とりあえず何段階かでヤスリ掛けをして、今はポットに放り込んで焼成中……でした。です、と書こうとしたら、何かもう焼き終わりみたいです。さすがに焼き上がってすぐは熱くて触れないので、しばらく放置になります。前回は、焼成し終わったら爆ぜてる箇所があったからなぁ。今回は、そういう箇所が無いと良いのですが。さてどうなりますことやら、開けてみてのお楽しみ。と言っても、ポットもかなり熱いので、あと三十分くらいは結果が分かりませんな。確認するのは明日になるかも。今日は薬が残っていて、眠たいですし。
 焼成まで終わったら、後は金属ブラシでざっと磨いてから、今度は鏡面加工です。本当は金属ヘラで押し付けながらやるんですが、鏡面加工専用のリュータの先端工具を買ってあるので、そっちでやります。楽で良いですよ、これ。但し、一個が結構高いけど……。四段階くらいかけてやるのが本筋のようなのですが、お金足りないので私は二段階のみ踏んでます。仕上がりは若干雑になるんでしょうが、それでもまあ、他人に売ったりするわけでなし、コレで充分。今回は初めていぶし加工もやる予定ですが、さてどんな仕上がりになるかしらねー。
 ……を、思ったより早く冷めたようなので、とりあえず爆ぜていないかだけ確認しました。大丈夫そうです。ちっとまた焼成したときにリングの形が歪んだよーだけど、その辺はもう諦めることにしておきませう。機械加工品ではないし、手作業なのでまあこんなものか。

 それでは。ひゅう、どろん。

涼しひ

2009年07月27日 22時26分28秒 | Weblog
7月27日分。

 毎度。昨日は干からびるくらいに暑かったかと思えば、今日は雨が降ったせいか、随分と夜になったら涼しくなりました。幽霊です。といっても、場所によっては大雨で被害を受けてしまっているようですが……。ついでに、どうやら群馬の方では竜巻まであったようですね。何とも凄まじい天気の移り変わりだことで。どうやら明日も雨の予報のようで、今週は全般にスッキリしなさそうですな。とりあえず、最低気温がやや低めだから、寝苦しさはなさそうですけれども。寝るときは長袖にしておかないと、私は風邪引きそうだな。
 昨日に新宿から戻ってきて昼寝した後に、調達してきたクレイシルバーで、指輪の形だけ作っておいてあったりして。一日放っておいて乾燥させ終わったので、今日はちまちまと120番の紙ヤスリで大まかな成形です。どうも作る度に指輪の形が若干斜めだなと思っていたら、多分、指輪のサイズを計るための棒が斜めだからだな、きっと。かなり縦に長い雫型と言えば良いのかな? そういう形をしているので、どうしても真っ直ぐではないのですよね。木の丸棒を買ってミリ単位で加工してもらうか、でなければリングをくるくる回せる何かしらを作るか。リュータにくくりつけて強制的に回すとかは、ちと豪快すぎかねぇ。かしかしとヤスリ掛けをしていたら、平然と三十分くらい経ってました。あらあら。
 とりあえず、指輪の継ぎ目は見た目ほぼ分からん程度までは出来るようになりましたが、そうなると今度は全体の形がイマイチ歪んでるというのが気になります。正味、自前で形を整えるより、最初から整った形で乾燥状態になったクレイシルバーも売っていたりするんですけどね……。さすがに、それを買うのはちょっと負けたような気がします。ぼちぼちワンポイントのチャームくらい作るべきかとも思うのですが、そっちは面倒だし、型を買ってしまうのもありかな。人工石を使い始めるとまた、その処理が難しそうだなー。先は延々と長いですな。
 そういえば、まるっきりここまでの話と無関係ですが、今朝は色んな意味で人間の神秘を見た気がしました。某路線は毎日のように朝のラッシュで身動きしにくくなるのですが、至近距離で立ったまま寝てしまっている女性を発見。発見というか、こっちに寄り掛かってくるわ、ふらふらしてるわ、たまに足がガクッと行くわで、そりゃ気が付くなというのが無理な状況でしたが……。どこか手すりやつり革に掴まっているわけでもなく、完全に立ってるだけ。こちらも片手に本、もう片手は手すりを掴んでいて身動き出来ないし、払いのけるのもどうかと思ったので放置してましたが、よくアレで床に崩れ落ちなかったものです。どういうバランス感覚なんだろう……間違いなく意識飛んでる筈なんですが、うーむ。お陰で、人間の無意識のバランス感覚が脅威的であることは理解できましたが、本にいまいち集中できなかったじゃないか……心配で。よっぽど寝不足だったんでしょうかね、あの人。

 さて、昨日やたら長文を突っ込んでネタ切れしているので、この辺で。ではでは。ひゅう、どろん。

干物かミイラか

2009年07月26日 19時09分25秒 | 
7月26日分。

 毎度。昨日か今日かに予定が入るかも知れなかったのですが、そちらがキャンセルになるということが確定したので、私用潰しに外出してきました。幽霊です。ただ、人が出かけるとなると凄まじいピーカン照りになるのはどうにかならんか。雲一つ無い晴天とは、まさにこのこと……気温がシャレになりませんわ。行き先は新宿だったのですが、アルタ前辺りから見える気温電光掲示板が、33度とか、そんなえげつない数字を無遠慮に表示しておりました。これはまずい、水分が……。このヒキコモリのドラキュラ体質に、そんな強烈な日光を当てちゃいけません。先週までの、梅雨明け宣言どこいった状態の天気は、はて何の冗談だったのやら?
 ともあれ。何か毎週新宿に出向いてる気もしますが、諸々欲しい物があるので仕方がない。今回はまあ積み本が心もと無くなってきたので、まずその補充。それから、クレイシルバーに戻ろうにも材料が無いと手が出せないので、その追加。ただし今月はちょっと残り予算が少なめなので、それなりに絞る必要があるというオマケ付きです。しょうがないので、若干遠回りなのですが、先に金券ショップへ出向いて、図書カードをお買い上げしました。これだけで五百円近く節約に繋がるので、本買いに来たときはほぼ必須ですな。でも、いつも図書カード売り切れってことは無いのですよねぇ。買取価格も安めだし、みんなそれだけ図書カードは要らないってことなのか。自分がマイノリティだなぁと感じる瞬間です。ま、お陰で節約出来るので、マイノリティ万歳ですけれども。
 本を買ってしまうと重たいので、先にハンズへ寄ってクレイシルバーを調達。7グラムを二袋、それと9グラムを一袋。まだそんなに大物を作ったりはしないので、小さいタイプで充分です。この三つを使い切るまで練習したら、そろそろ人工宝石を使ってみても良いかもしれません。ケースの中をちょこっと覗いてみたのですが、驚くほど人工宝石って安いんですね。私みたいな素人目には、本物と全然見分けがつきません。実際問題、違いって産出が天然であるのか、人工であるのかってだけなんじゃあるまいか。教えて詳しい人ー。まあ、人工ダイヤって、私の手持ちのリュータ用先端工具にもいくつか使われているくらいですし、安いんだろうな。物の価値って、難しいもんです。稀少な物がお高い、ということについてはほぼ例外は無いんですけれどね。需要が稀少、ってのは別ですが。
 本については、今日のカテゴリが本になっている通りで、下にドバッと書くので割愛。そっちより先に、ハンズでもう一つネタを発見。昨日に虫除け云々の話を書いたのですが、たまたまハンズでお掃除用品やらのフロアを眺めていたら、ハエ取り紙を発見しました。最近どこにも見かけないよなーなんて書いた翌日に見付けるというこの展開、まさに買えという神様の思し召しで御座いましょう。……キリスト教的な方じゃなくて、八百万の方だけどね、私の信じるのって。まあともかく、せっかく見付けたので、買ってきました。早速、天井から吊ってあります。わー、古式ゆかしいー、べったべたー。効果が上がるかは……しばらく吊っておいて確かめてみましょう。

 さて、では以下、自重することなく本の話。今回は上のお買い物も含めてご予算一万五千円という範囲に収める必要があったので、結構絞り気味です。クレイシルバーとか、その他ハンズで買った物(ハエ取り紙以外に、洗濯物干しが壊れたのでそれも買った)が七千円くらいになっていたので、残り八千円。こりゃ今回はハードカバーを入れてしまうと冊数が減るな、ということで、どうにか文庫だけでやりくりすることにしました。先にマンガを見て回って、ちょっと気になった物を二冊購入して、これで千四百円。残り予算が六千六百円……と。世知辛い話ではありますが、まあ赤字を出してしまうわけにもいきませんのでね。
 ここのところはハードカバーを主に漁っていたので、文庫の方でもなかなか面白いものを発見できました。後は、今日は割とご機嫌と体調が良かったので、「本に呼ばれる」感覚がやや良好に反応してくれたようです。やっぱり、本を探しに行くときには、体調の良い日を選ぶべきですな。疲れていると、どうも良い本が見付けられないので。紀伊國屋のサザンテラス側で滞在時間は約三十分、その間にマンガを先に書いた通り二冊と、それからブルーバックス二冊を含めて文庫が五冊。合計七冊で七千円手前で収まりましたから、今回は収穫としては万々歳というところです。上々ですな。ただ、この分のお会計を全部図書カード、しかも一枚千円のやつを大量投入するという迷惑な支払い方をしたのは、ちょっとね……。しょうがないのです、千円×十枚の組み合わせが一番安かったんだもの。
 マンガは省略しますが、文庫の購入内訳は、1.『ヒトはなぜヒトを食べたか』(ハヤカワ文庫NF)、2.『90億の神の御名』(ハヤカワ文庫SF)、3.『クルーグマン教授の経済入門』(ちくま学芸文庫)、4.『新・核融合への挑戦』(ブルーバックス)、5.『金属なんでも小辞典』(ブルーバックス)という取り合わせ。もはや、分野の統一性とかそういうものは自分に求めていません。というか、五冊買って同じ分野に分類できそうなものが一個も無い、というのは別の意味で驚きですが。生態人類学に、SFのクラークベスト二冊目、経済学方面に核融合、金属素材かー。何か経済だけ浮いてる気もしますが、元々私の出身学部は経営学部だし、ネット版日経ビジネスは興味あるやつだけちまちま読んでいたりもするので、別に私個人としては違和感のない一冊だったりします。
 経済のヤツは、本当はその隣に並んでいた『経済政策を売り歩く人々』を買おうかと思ったのですが、先に入門の方からおさらいしておくかなーということで、変更しました。書いた人は一緒で、文庫も一緒。入門の方を読み終わったら、次はそっちも買うことになるでしょう。興味関心の由来は、本業とは全く関係ありませんけれども。経済学とか言われるとお堅いイメージがつきまといますし、単語がやたら難しく聞こえますが、なんとなーくというレベルででも触りが分かるようになると、色々面白いものです。
 その他のものだと、今の時点でチョイスするには違和感の無い本ばっかりですね。生態人類学の本は、元々私の興味対象に異常心理やら文化やら奇習やらが含まれていますから、たまにはそこへ戻ってみても良いかと思っただけのこと。ハヤカワのNF近辺が今、新版で再販フェアしてるみたいです。ついでにNFからオーウェルの『1984年』も復活してますね。それは先日買ったのですが、私が読む前に、会社の知人に貸し出し中。私個人の中での優先順位は高くなかったので、先に貸し出しただけのこと……但し、昼飯を奢れという交換条件を稼いでますが。クラークはベスト集の一巻もあるし、ハズレは無いので二巻目も。残るブルーバックス二冊は、核融合は興味が湧き始めていたところで、金属の方は、金属に限らず素材方面に関心が行き始めている影響です。
 これまでが小説方面ばかり漁っていたこともあるし、まだしばらくは、こちら側方面で本を探すことが多くなりそうです。お金が少なければ、文庫を探せばまだまだ読みたい物が多いことも分かりましたし、そういう意味でも今日は大収穫。ただ、我ながら更なる深みへ踏み込みつつあるなーと、そういう自覚も無いではありませんが。その辺はもう、気が付かないふりをして誤魔化すことにします。本を読む以外の趣味がやたら少ないと言われますが、本を読む方だけでも手と頭と時間とお金が足りないくらいでして。これでも、自室にいるときはマンガとラノベ以外読まないことにしてるんですよ? そうでないと、もっと買い増さないといけなくなるから。疲れちゃいますしね。
 まだまだ、何年かは「読みたい本がない~」なんて言っている余裕はなさそうです。問題なのは、読みたい本を探すのに、いちいち紀伊國屋やらジュンク堂を探さないといけないことなのですが。行ったら行ったで、体調の良い日にはまた大収穫状態になってきりがないだろうしなぁ。今日も実際、お金の制限があるのと、持って帰るのが重たいという物理的な理由で、買うのを控えた本が何冊かありました。神林の『雪風』最新刊とかね。あれはハードカバーでしたが、まあじきに文庫へ落ちてくるでしょうから、それを気長に待っておくことにしましょうか。

 ようやっと、最近では自分がそれなりに幸福であるらしい、ということを思う程度の余裕が出てきたようです。余裕というのか、まあこのくらいが幸福なのかな、という一種の妥協でしょうか。上をあまり望まなくなり、代わりに身の丈の範囲内で満足を覚えるようになったということか。でもまあ、いくらかでも幸福であると思えるようになったのは、割と自分としては成長であると思っています。これは現状に満足してしまう傾向に迎合することでもありますが、まずはこの辺りで一息の安定を、という解釈をしています。上を望めばキリはないし、正味、私は自分がもう今以上の上には行けないな、という感覚がありますし。
 悲嘆しているわけではなくて、自分という人間の限界ラインをとりあえずは自覚した、ということ。子供の頃って、何だか自分が万能超人で、やることなす事何でも出来るんだ、みたいなところがあります。私自身そういう感覚が結構強くて、それだけに蹴躓くとこれがまた、打たれ弱い。今でもその傾向は治ってませんが、以前ほど自分に高望みをしなくなったようです。高望みをしなくても、まあ今の程度でひとまずはいいんじゃね? という思考が出来るようになった、と。これはこれで、ようやっと人並みにまた一歩、もしくは半歩か三分の一歩か、近寄ったということだと思っておきます。会社という場所に出て、社会に出て、諸々の自分が出来ないことを思い知ったせいでもありますし。逆に、私自身にはそれが出来るのが普通なんだけれど、他の人達はあんまり得意じゃないということもある、というのも分かった。こんな私でも、とりあえず仕事やってられる場所がある、ということが理解できた。ま、こんなもんで良いのかな、という感覚ですね。
 大分ひねくれた性分を持ってしまっているので、マイノリティ側であることに自分の存在価値を見出してしまってはいますが……。それでも、あまり極端に少数へ落ちてしまうと、それはそれで生きにくい。かなり用心深い性分でもあり、小心者なので、何のかんのでマイノリティに徹しきれないところも多々あります。マイノリティでありたい自分と、徹しきれない自分のバランスを、ようやっと見出しつつあるのかなーと、ふとこれを叩いていて思い付きました。当たらずしも遠からずだろう、と見ています。この辺りのバランスは常に揺れ動いてしまうので、今はたまたま釣り合いが悪くない状況になっているんでしょう。この先また変動はあるでしょうが、緩やかな変化であることを望んでおきます。急変すると、また色々辛いからなぁ。
 読みたい本を、そこそこに、すぐには読み切れない程度には買えて。自転車の手入れも出来て、まだまだド下手くそだけどシルバークレイを気が向いたときにいじって。クソあっつい中を扇風機にゆるゆる当たりながら昼寝して、外の蝉の声や飛行機の通り抜ける音を遠く聴きながら、ブログを叩いたり、物書きの設定をちこっと考えてみたり。寝転がってマンガ読んでみたり、そこそこ座り心地の良い椅子に背中を押し付けてみたり。幸せの規模としては、ささやかなものだと思います。それでも別に、構わないのです。願わくば、この時間が続きますように。

 ではでは。長くなっておりますし、この辺で。ひゅう、どろん。

あちゃ

2009年07月25日 19時34分28秒 | Weblog
7月25日分。

 毎度。曇ってるんだか晴れてるんだか分からん天気ですが、途中からえらく気温が上がってきてしまって、しかもそのタイミングで外に出ていたという困った状況でした。幽霊です。いやぁ、郵便局から何やら郵便物が来ていたらしいのですが、平日の昼間とか部屋にいるわけないでしょ私が……会社員なんだから、一応、これでも、信じがたいことに。ああ、信じがたいからそんな時間に来てたのかそうですか。ともあれ、回収しに行ってきました。中身確認してませんが、多分まあ、労働金庫からの口座のカードでしょう。組合の活動費振込に口座作ってくれといわれたので、多分その関連の筈。
 これがまた郵便局のすぐ近くにホームセンタがあるので、こりゃあ寄らないわけがないでしょ、ということでちょっと外出です。まあ、最近はある程度シルバー用の道具も揃ってきているので、大量に買うようなことは無くなりましたが。結局、回数的に一番買ってるのって、紙ヤスリのような気がします。消耗品だし、クレイの状態で表面加工やらするのに紙ヤスリが必須なので……。金属ヤスリでも別に良いんですが、目詰まりがねぇ。紙ヤスリは安いんで、使い捨てで惜しげも無くいけますし。つーても、ここんとこは材料が切れているので、クレイ触ってないな、そういえば。そろそろまた補充しに行かねばイカンですな。
 ホームセンタからの帰りに、あんまりあちぃので、久し振りにアイスなんぞ買ってしまいました。百円の安物だけど。ソフトクリームを模したラクトアイスの方、つまりはニセモノの方ですね。安いけど、たまに食う分にはちょうど良いですな。別に舌が肥えているわけでも何でもないので、安物で充分です。ただ、これを冷房の効いた部屋で食べると、多分すぐ身体が冷えてダウンしますが。扇風機程度までで、あちぃと文句言いながら食うのが良いのですよ、こういうのは。……そういう環境に慣れすぎて、実家に帰ると冷房効きすぎでダウンするというのが、ここ数年の定番になってしまいました。困ったもんですわ。

 ホームセンタを眺めていて、虫対策のグッズが大量に売られているなーと感心してみたり。今でもキンチョーの殺虫剤とか、蚊取り線香とか普通に売ってるもんですね。蚊遣りのブタとか買おうか迷うのですが、あんまり使うことは無いし、ということで止めておくことにしています。割と毎回、見かける度に五秒くらい悩むのですけれどね。色々と売ってはいますが、一番効率的なのは、何だかんだでハエ取り紙なんじゃないかと思う今日この頃。変な薬剤を空気中にばらまくよりは、原始的ですがそっちの方が良いような気がします。ただ、そっちは最近、全然売ってるのを見かけた試しがないのですけれども。
 個人的には蚊取り線香を焚くよりも、蚊帳で周囲から虫そのものをシャットアウトする方が良いのかな、とも思います。この先の時期だとエアコンも使う可能性があるし、直に風が当たるのを緩和してくれる、という副次的な効果も期待できますし。まあ、風通しは若干悪くなるので、ちょっと暑いけど。ちなみに、今の部屋では蚊取り線香も蚊帳も、虫除けの薬剤やらも使ってませんが、とりあえずまだ蚊に刺されたりはしていないようです。本人が気が付いてないだけかも知れませんが。なるべく虫が入り込んでこないように気を付ける、しかないんですけどね、今のところは。何せ一階にある部屋なので、油断してるとすーぐ入ってくるのですよ。蛾とかはしょっちゅう見かけるけども、そういえば蚊はまだ屋内でほとんど見かけてないなぁ。クモは見かけても大概放っておいているので、そっちで処理してくれているのかも知れません。

 ところで、どうも昨日だけヒット数がいつもより伸びましたが、多分あれかな、某同人有名作品のタイトルで検索した人が引っ掛かってしまったのではあるまいかと……。そんな可能性もありそうだな、と思ってはいたのですが、案の定か。いや、無意味に引っかけられてしまった方、申し訳ない。でも鉈もって追い回すのとかは止めてください、殺虫スプレーとか金属バットも無しですよ?

 ではでは、とりとめないですが、こんなところで。ひゅう、どろん。

鳴く頃に

2009年07月24日 21時20分23秒 | Weblog
7月24日分。

 かな? かな? 気のせいかなと思ったら、ヒグラシが鳴いているのに気が付く会社の帰り道でした。毎度、幽霊です。確かにまあ、某上水ベリの道ですし、木はたくさん植わっていて水も流れているしで、いてもおかしくは無いんですけれども。今まで、あそこらでヒグラシの声を聞いたことはあったんだったかしら? 自分のブログで検索をかければ、多分聞いたことがあれば、それをネタにして一回くらい何か書いているんでしょうけれども……探すのが面倒なので割愛。ふと気が付けば、ここのブログも更新千五百回を超えてますな。中身はともかく。
 しかしまあ、今日の天気は嫌がらせのようですな。朝に起きた後、天気はどうかいなと窓を開けてみたときには、別に雨も降っていなかった筈なのに……。十分くらい飯やら着替えやらで時間が過ぎてから玄関を出れば、今度は土砂降りです。こりゃまずいなーと思いながら駅まで行き着いてみれば、その辺りで雨が弱まり始めるという罠。なんじゃこりゃーとぼやきながら電車に乗ってみれば止んでいるし、といって今度は職場最寄り駅で降りるとまたしとしと降り始める始末。をいをい、これはもう明らかに呪われているとしか思えませんよ? 梅雨明け宣言が出たのに、むしろ出た後の方が天気が悪い気がする今日この頃。
 そういえば、ここのところ若干電車やらが空いてきたなーと思っていたら、学生さん達は夏休みに入ってるんですね。社会人もいい加減五年目とかになってしまうと、七月末辺りから夏休み、という感覚は無くなってしまうのですよねぇ。学生さん達、今の内にめいっぱい遊んでおくのが宜しいのですよ。社会人なんぞになってしまうと、経済的にはともかくとして、時間と体力との方が足りなくなってしまって、どうにもめいっぱい遊び回るということは出来なくなっていきます。週明けの仕事に響くしなーとかいって、加減するような始末ですしね……いやはや。勉強はまあ、赤点やら単位を落とすやらはまずいのですが、そこまで落ちない程度に、要領よく済ませるのが吉です。そして残った時間で、めいっぱいに遊ぶべし。

 仕事中にお隣さんから、向こうが仕事で使っているエクセルのファイルをちょっと加工して欲しい、とのお願いをされました。中身を眺めてみたら、最初のシートに必要事項を入力してやると、後ろにあるシート三枚がそれぞれに最初のシートを参照して、自動的に必要箇所へ転記されるような仕組みになっていた様子。コピペしてやりゃ済むかと思ったら、参照するときにセルがずれることが判明。しょうがないので手動で参照先指定を一個ずつ直すハメになりましたが、ちょっと手間がかかって一時間くらい使ってしまいました。
 これをまた手動で追加するというのも大変そうだなーということで、マクロで自動的に追加できるようにできんかなーと、午後一杯を使ってちみちみ組んでみていたのですが。結局は途中まで組んで断念……というか、ぶっちゃけ飽きました。最終的にやりたいことは分かっているので、今現在に存在しているシートの構成をそのままなぞるようにマクロを組むよりは、最終目的に合わせて、一から構成そのものを直してしまう方が効率的かな、というのに気が付いたのもあります。
 大元の方では多分、全部手動でがっちがちにシートを挟んでのセル参照を指定して作ったんだろうなーと思うのですが。これ、恐らくあまり追加するということを考えていなかったのではあるまいかな、と。追加があってもごく少数件分を足せば良いから、そのくらいは手動でやれるよな、という思考があったものと推測できます。実際、今回頼まれたのは、えらく珍しいことに大量に足さないといけないみたいなんだけど、ということでこっちにお鉢が回ってきたとのこと。普段はそんなに件数を一気に追加することは無いんだそうです。そんな感じなら確かに、わざわざ大量に追加できる仕組みを作っておく必要は無いわなぁ。
 あまり深く考えずに、現状のシート構成をそのままなぞるマクロを組もうとして延々考え込んでしまったのが、今回はちと失敗だったなーと。手動でがっちがちに、人間が手でやることを前提にした規則性(人間にはぱっと見て分かる規則性なんだけど、マクロやらで指定しようとすると面倒な規則性)を再現しようとしたのが、そもそも間違い……とは言いませんが、ちと効率が悪かったかな、と思うわけです。最終目的というか求められる成果物が決まっているのでれば、手段を変える際には別に途中の手順やらが変わっても、行き着く物が同じなら構わないわけでして。そこを先に考えれば良かったのですが、ちと甘く見ましたかね、ううむ。
 そんなこんなで、やりようは別に一つなわけではないし、前例をそのままなぞって効率化するだけが道ではないよ、という話でした。とりあえず、来週に一から組み直す形でリベンジを狙う予定。覚えていたら、ですけれどもね。

 それでは。ひゅう、どろん。

夏でも鍋

2009年07月23日 23時00分59秒 | Weblog
7月23日分。

 毎度。どうも今日も今日であまり気温が上がってきませんでしたが、どっちかと言えば職場の冷房による冷えすぎで体調が思わしくありません。幽霊です。部屋まで帰ってきたら、今度はただ換気扇回して室内の空気を入れ換えるだけで気温が下がっていきます。何だ、一体今は何月だと言うんだ。梅雨明け宣言が出てからの方が、むしろ涼しい日が増えてるような気もします。まあ、セミが大分鳴くようになってきているので、汗だくになる暑さももう目前なのでしょう。セミと言ったら、そういや無防備に路面にべたっと貼り付いてたのがいたな。気付かず踏みそうになりました。十センチのニアミスでしたよ、足から。そんなに踏まれたいのか……?
 あまりに気温が低いので、夏場だというのに、今日の晩飯は鍋にしてしまいました。一人でやるんで、情緒もへったくれもなく、雪平鍋に材料突っ込んで終いですけれども。ホウレン草が半袋に、もやしが半袋、ついでに白菜八分の一カット。後は豚のロース薄切りしゃぶしゃぶ用とか買ってきて、煮込んだら準備完了です。本当は豆腐もあったんですが、入れても食べきれなくなりそうだったので取り止め。材料がまだ余ってるので、明日はホウレン草の代わりに豆腐かな? 肉と白菜はそのまま今日の残り半分が使えますな。これに玄米いりご飯がセットになるわけでして、何やら妙に健康的な飯食ってます。豆板醤とか鶏ガラスープの素とか、普通に調味料系は冷蔵庫に揃っているのが笑えますね。
 食事関係にはそう気を遣っているわけではないのですが、自前でやるときには、あんまりマズイ物は食いたくないしなーという最低ラインの思考はあります。食事の好み自体は、どうしても手抜きするために外食が増えがちなため、作るときには薄味かあっさりした物を主に作る傾向が。極端なときだと、ご飯に味噌汁に納豆、だけで食事を済ませてしまうことまでありますし。前はおかずを二品(冷凍食品だけど)という具合だったのですが、今は一品にしてしまうか、二品にしてもそれぞれの量を前の半分にする、という感じで全般に減らしています。どうせ量を食べても、苦しくなるだけで吸収できていない様子なので。あと、あまり凝った料理が出来るわけでもないし、食事の用意に時間かけたくないので、結局そういう内容になりがちということもあるのかな。
 まるっきり関係ありませんが、ようやっと書店に『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』最新刊、の通常版が出回ってきたようです。限定版の方が先に出ていて、そっちは要らんから通常版早く出ないかなーと待っていたのですが、ようやくか。原作本編よりこっちのが面白いんじゃないかと思うのですが、そういや原作は一巻の途中何十頁かまで立ち読みして止めたような記憶も。ハルヒも随分有名になったものですが、元々そんなに売れた作品でもなかったような……。アニメとかの方で火がついて、ついでに原作も売れたとか、そんな感じなんじゃなかったかな? 原作の方は新刊が発売延期を繰り返してるっぽいですが、さてはてどうなることやら。

 ではでは。ひゅう、どろん。

あらま散々……

2009年07月22日 21時24分23秒 | Weblog
7月22日分。

 毎度。今日は珍しく日本で見られる皆既日食……の日だった筈なのですが、思いっきり職場近辺は曇り空で、見えやしませんでしたとさ。幽霊です。まあ、日食観測用のグラスとか買うの忘れてたというか、月曜にオフついでに買おうかとも思ったのですが、んな余裕がなかったとかいう事情もありますけれども。皆既日食が観測できるという悪石島の方では、日食の観測どころか暴風雨を喰らってしまって散々だったようで……ううむ。ちょっと羨ましいなと思っていたのですが、何とも残念な話。思いっきり無駄な余談ですが、皆既日食と言うとついね、フェイタルミラーとか闇の翼とか、メイルシュトロームとかアビスの風とか……そういうトラウマを多発させそうな単語を連想してしまいます。
 しかしまあ、どうにも気温の推移も変な具合で、朝から体長がイマイチです。若干鼻風邪くらいは喰らったかも知れません。どうも頭がぼうっとするし、少しだけ熱っぽいし。普段から万全の体調だった試しはあまりないのですが、普段の平均的な調子から見ると、いくらか落ちる程度の調子が続いてましたし。しょうがないので、今日はさっさと寝てしまうことにしましょう。それで治ってくれれば御の字というところですが、明日はちょいと仕事の都合で休めないのですよね。いやはや、季節の変わり目は身体に厳しいなぁ。今日も昨日天気予報で見たほどには、気温が上がらなかったようですしね。
 そういう微妙な体調でも、本は読むわけでして。ようやっと、ドーキンスの『利己的な遺伝子』を読み終わりました。ちょいと通勤中に細切れで読むには面倒くさい本ではありますが、そんなに小難しいわけではないので、大学生以上であれば手を出してみて良いのではあるまいかなーと思います。ちょっち高いのが難点ですが、抑えておいて良い本でしょう。鵜呑みにする必要性は無いけどね。大まかな話は昨日の分で要約めいたものも書いたので、割愛します。明日からは、『ヤモリの指』に移動する予定。その後で脳関係のブルーバックス上下巻と、ついでに一冊買ってある小説ものを読んで、といった推移を考えてます。まあ、ヤモリ~を今月中に読み切るかどうか、というところでしょう。そろそろまた補充しなきゃ。
 あ、補充で思い出しました。財布に図書カードを補充しなければ。大体は新宿辺りへ出たときに図書カードを金券ショップで買うのですが、一万円のカードで四百五十円安く買える、というのが一番望ましい。ただ、そううまくいかないこともあって、千円×十枚が四百五十円引きということもありまして……。今の手持ちは、前々回に買った一万円のと、前回に買った千円×十枚の残りと、なのです。千円の方はマンガとか細かいのを買うときに使うのですが、ちょっと前にぴったり使ってしまって、補充を忘れてました。減らないんですよ、千円のカードって。三千円分買おうとすると、三枚も出さないといけないんだもの……。お店側にも迷惑ですしね、さすがに。自重してます。ただ、そのせいで余計に減るのが遅くなるという罠も待ち構えておりまして、困ったモンです。

 さて、あまり体調も望ましくないので、今日は早めに退却。ではでは。ひゅう、どろん。