黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

走ってきましたよー

2012年06月30日 15時24分52秒 | Weblog
6月30日分。

 毎度。先週にも走ってきたばかりですが、今週ももう一度、多摩川サイクリングロードの左岸側を走ってきました。幽霊です。所用時間的には、前回より若干短縮されましたが……実のところ、走行距離も「何故か」10kmほど減っておりました。まあ、何故かも何も、単に今回はほぼ道に迷わなかったので、必要な距離だけ走ったというだけなのですけれども。先週、どんだけ無駄に走ってたんだよ私……。

 走行コースは、府中の競馬場近辺から多摩川左岸に合流、そのまま北上して阿蘇神社で折り返すということで、ほぼ前回と一緒です。ただ、サイクリングロードに乗るまでのルートをほんの少しだけ変更しました。何せ、前回も行き着くまでに迷子になりましたので。一度街道に乗ってしまえば、後はまっすぐにそのまま行けば多摩川まで行き着くようにルートを切り替えました。
 上記道中の一番の難所、一度ロードがとぎれて一般道へ迂回する箇所も、ある程度道を覚え始めていることと、前を走っている人がいたこともあって、無事に乗り切りました。ただ、また阿蘇神社への道を少し間違えた……というか通り過ぎてしまって、戻ってきましたが。奥多摩街道側からいこうとすると、やっぱり前回もやらかしたのですが、入り口の脇道を見落として行き過ぎてしまうのですよねぇ。次のときは、水上公園通りを最初から選ぶことにします。
 ああ、そういえば。道中、同色・同型で全く同じ車種に乗っている方がいらっしゃいました。休憩所で「あれっ?」と思ったのですが、折り返して帰る途中に追い越されまして、追い抜き際に「一緒だねぇ」と一声頂きました。和やかですなー。前回今回と見かけた中では、覚えている範囲だと一番多いのがGIANTで、たまにアンカーを見かけたり。他はあまり私が見覚えがない、気に留めていない、私が必死すぎて見えてないの状態でしたが……。自分以外のピナレロを見かけたのは、そういや初めてだったかも。

 さて、今回も一応、写真を何枚か撮ってきてみました。コース上の写真は撮ってみてもなーと思ったので、今回はコース終点の阿蘇神社の写真ばかり四枚ほどです。



 まず一枚目が、奥多摩街道側から入ってくる際にくぐる鳥居です。こっち側から入った場合、自転車はちゃんと降りないといけませんが、すぐ境内に入ることが出来るため、お参りするのは楽です。あ、画面左端に写っているのが拝殿ではなく、右手奥へもう少し進んだ辺りに拝殿があります。



 二枚目。拝殿の前辺り、すぐ脇に多摩川が流れておりまして、ちょっと手すりから携帯電話だけ突きだして撮影してみました。この写真のすぐ手前に、手水舎があります。口をすすぐのは省略してしまってますが、一応、グローブは両手とも外して左→右で清めてから五円放り込んでガランガランの二拍手一拝してます。



 三枚目。奥多摩街道側とは逆の方向、水上公園側から入ってくるときの鳥居です。ここ、ご覧の通りに階段なので、自転車の場合は担いで上がるか、一旦置いて自分だけ参拝するかの二択になります。私は前回・今回とも奥多摩街道側から入って、こっちから階段を下りて帰っていました。つまり、自転車担いで階段を下りていたわけですが。階段の上、屋根が写っているのが拝殿ですね。
 ……あれ? でも次回から水上公園側ルートを選ぶと、この階段を自転車かついで上ることになるなぁ。どーしたものやら。まあ、私の腕力でも充分担げる程度の重量なので、問題ないのですけれども。



 最後。三枚目の鳥居を背中にして、もうちょっと進んだ辺りです。良い雰囲気だったので、何となく一枚。やたらと道の左側に寄ったアングルですが、これは単に、邪魔にならないように道の端に寄ったのと、右手で自転車を支えつつ左手で携帯カメラを操作したためです。あとちょっとアングルが右へずれると、自転車のハンドルが写ってしまうくらいでした。
 ちなみに、この道をこのまままっすぐ進んでいくと、この間の写真にあった「海から55km」の目印が置いてあります。

 さて、前回よりも走行中の巡航速度は向上傾向で、体力的な負担も少し軽くなりました。前回のそこそこのペースのときが23km/hで、へばってくると21km/hとかくらいまで落ちていましたが。今回は距離重視でかなり力を抜いて走っていても22km/hくらい、軽めに力を入れ始めて23km/hに届き、帰り道に軽めの向かい風を受けつつある程度踏み込んでみて24km/hを上回ってきました。全般に先週よりプラス1km/hといった感じ。装備品は一切変更無しなので、純粋にエンジンが少しだけマシになった模様です。
 体力、脚とも余力を残した状態で帰ってこられたのは良いんですが、道中唯一保たないのが腰。行きの道は給水ついでの短い一休みだけでもそのまま行けますが、折り返し前の三十分くらいの休憩後が保たない感じですね。サイクリングロード上の走行距離がおおよそ片道23km程度になるようなのですが、この間、帰り道に二回か三回くらい休憩を入れています。体力や脚の問題ではなく、腰が原因で。まだ姿勢が悪いのかなー。
 まあ、間違いなく前回より向上しているのが体感できただけ、今回は良しとします。サイクルコンピュータの累計距離が199.5kmまで進んでいたので、積んでいなかった何日かの分を加味すれば、既に250kmくらいは今の車体で走っている計算に。一ヶ月の平均走行距離をこのまま250kmとすれば、年間で十二倍ですから……えーと3,000kmになるのか? ケッタイな距離やでぇ。とは言え、このままのペースが一年保つとも思えませんけれども。

 ではでは。ひゅう、どろん。

さて、週末は走るのですよ?

2012年06月29日 23時50分26秒 | Weblog
6月29日分。

 毎度。月末の二日間だけで、いきなり残業時間が六時間も増えやがりました。幽霊です。一気に増えたものですなー……そして、多分来週からの月初も、普段以上に残業が一気に増えそうな悪寒。職場内にてジョブローテーションがありまして、ここまでは正味なあなあで前の業務ばかりやっていたのですが、そろそろ本格的に切り替えに入りつつあります。で、最初のうちはどうしても時間がかかるため、残業時間も増えるという次第。
 ま、ここまで来てしまうともう諦めもつくというもので、後はもう覚えられるようにやっていくしかありません。しかしまあ、自転車もロードバイクに乗り始めて、乗り方を身体で覚えている真っ最中ですし。頭も身体もあっちもこっちも大変です。偏頭痛と筋肉痛的な意味で。

 ……ということで、先週に引き続いて、今週末も多摩川サイクリングロードをだらだら走る予定でおります。体調次第ではありますが。それに備えて、今週もやっぱり買ってきてあります、ヤマザキのランチパック。もちろん、ピーナッツ味で。
 とりあえず先週に一回走っているので、ある程度距離の感覚やらは分かってきていますし、前回よりは無理をせずにゆっくり走るつもりでいます。元々遅いのが更に遅くなりますが、まあ私の脚ではあまり速度が出ませんし、大した速度でもないのに体力をすぐに使い果たしてしまってもしょうがない。今の段階ではまだまだ、どんな走り方であろうとも、とにかく走った回数を重ねることで伸びる筈ですしね、多分。そして、走ったら走ったでまた筋肉痛になるわけなのですけれども。
 我ながら基本としてはどう考えてもインドアに偏った性分なのですが、どうも最近はお外にいる時間が一気に増えています。他人に呼ばれて外出する、というのが学生時代は若干あったのですが、今はそれがほとんど無くなった代わりに、自転車だったり、美術館・博物館巡りのノルマだったりで、自分一人で好き勝手に出かける頻度が上がりました。ぶっちゃけ、あのノルマ、一年保つとは思わなかったのですよねぇ……。
 さて、自転車の方は、今回はどのくらい保ちますことやら? すぐに飽きてしまわないよう、それなりに良い物を選んだつもりではあるのですが。

 あ、少し話が戻って頭が痛いと言えば。毎年のように頭痛のタネもといネタを持ってきてくれるのが、ペプシですね。毎度のように季節限定の、変な味ペプシを出してくれるわけなのですが。今年もやっぱりやらかしてくれるそうで、今回は「ペプシ ソルティーウォーターメロン」(塩スイカ)味だそうです。ちなみに、7月24日発売だそうです。
 ……えーと、塩スイカ? またびみょーな味をチョイスしてきたものですが、はて。まあ、未だに一番記憶に残っているのが「ペプシ キューカンバー」で、別の意味で印象に残ってしまったのが「ペプシ ブルーハワイ」でしょうか。あー、そういや、某所のオフ会のカラオケで、「ペプシ しそ」を持ち込んで大不評だった覚えがありますなー。持っていく私も私で嫌がらせですが。
 とりあえず、覚えてたら買おうかと思います。まあ、どっかのコンビニで一度は嫌でも見かけるので、思い出すハメになるでしょうが。ところで、最近あんまりアイス食べなくなったこともあって、スイカバーって見かけないのですが。まだ売ってるのでせうか?

 ではでは。ひゅう、どろん。

ああ、まあ予想はしてたんだな……

2012年06月28日 23時26分28秒 | Weblog
6月28日分。

 毎度。今からほぼちょうど二年前に、そういえば参院選があったのでしたっけ……政権交代が2009年でしたっけ? 幽霊です。あの当時の、自分のブログの記事を眺めてみたら、やっぱりあの当時から民主党を毛嫌いしていたようです。一応ざっとだけ民主党の公約を読んだ上で、「無理じゃね?」と当時も言っていた模様。いやまあ、当時から毛嫌いしていたというのが変わっていないだけなんですが。
 なお、個人的には相変わらず民主党は嫌いですし、消費税についても消極的にですが賛成側の意見を持っているのですが。とりあえず、党内の派閥争い的なものや、処分などに対する保身に流されずに棄権せず反対票をハッキリ投じた議員がいたことに、敬意を。気概のある議員がちゃんといることに、ほっとしました。
 別に、坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、というわけでもありません。民主党の方が、若手議員の気概は良いかもしれませんね。青臭い、と言われてしまえばその通りなのでしょうけれども。
 ……ところで。世論の反対を押し切って増税に踏み切ったわけです。民主党は自分のマニフェストを破って、自民・公明も賛成票を放り込むことで可決の後押しをしたわけです。5月辺りの議席数をヤフーで調べてみたら、与党が296議席、野党が184議席。で、今回「造反」した与党議員が57名で、欠席・棄権が15名の合わせて72名。与党議席から72をさっ引いて賛成が224票、欠席・棄権の15名分は無視して野党議席に反対票57を加えれば241票の計算です。野党全体が反対に回っていれば、衆議院で否決は出来た。そこんとこは、覚えておくべきでしょうね?
 使い道は、しっかりして頂きたいものです。そこもふまえた上で、私の見解は消極的賛成なのですから。

 そういえば、そろそろもう今年度の就活戦線は後半戦を迎えつつある頃合いでしょうか。早い人なら春くらいには既に内々定を取っており、GWあけくらいには内定のラッシュが出始める。まあ、私の頃も大差ない日程でした。結局私自身は、7月に入っても内定が一つも取れずという状態でしたなー。いやはや、郵便ポストに入ってくる「今後のご活躍をお祈りします。」のハガキは、もう見るのも嫌でしたね。
 就活時期には、色々とそれに関わる記事があちこちに載ってきますね。たとえば、今日見付けた物だと「内定が取れない学生が気づくべき“勝ちパターン”」といった記事ですとか。
 記事中にある通り、まあ確かに「諦めたら試合終了だよ?」ということではあります。私も、結局内定を取ったのは二つで、一つが8月終わり頃、もう一つは9月末でしたから、本当にギリギリでした。しかも、7月か8月かで就活の方針を土壇場で変更してからの内定確保でしたから、かなりの悪あがきと言って良いでしょう。
 これまた記事中にあるように、「一人一人、勝ちパターンは違う」ものです。私自身、何も考えずに総合職(つまり営業含む)で受けていましたが、その間は30社くらい受けて全滅。別に、全部一部上場企業ばかり受けたわけではありませんが、見事に容赦なく全滅でした、文字通りの。つまり、全然向いてないところを狙っていたということになります。方針を変更して、経理部員で入り込むというスタンスに決めてからは、4社くらい受けて2社内定、ただし受かった一つがブラックだったオチでしたが。
 割と向き不向きってあるもので、私も結局、落ちた会社の面接中に、営業とかより経理の方が向いてるんじゃないの、と人事の方に言われたのがキッカケで方針を変えましたし。実際、それで今経理部の中の人をやっているので、そっちの方が向いていたんでしょう。あんまり自分だけで悩んでいるよりは、周囲の大人を引きずり込んでしまうのも手なのかも。
 まあでも、一つ内定が取れれば良いのです、最終的には。内定が早ければエライわけでもなし。ついでに言ってしまえば、選択肢は会社に入ることだけでもありませんし。そう考えることで、ほんの少しでも開き直れれば、こっちのものです。そこからが貴方のターンですよ?

 ではでは。ひゅう、どろん。

機械仕掛けの魔法使いは熱力学法則の夢を見るか?

2012年06月27日 00時12分25秒 | Weblog
6月27日分。

 毎度。タイトルに関しては、かなり適当に思いついたものを付けただけなので、あまり内容に関係は無いかも知れません。幽霊です。職場の歓送会に巻き添えにされまして、日付が変わるちょっと前くらいにようやっと戻ってきたばかりでして……若干脳みそが変なテンションです。幽霊、貴方疲れてるのよ……といった感じでしょうか。

 あまり頭がちゃんと働いてませんが、今日のネタはこちらの「魔法にシステムは必要か ― 西洋ファンタジー界に起こりつつある異変」というニコニコニュースの記事から。
 三行にまとめろ的な要約をすれば、欧米における剣と魔法とドラゴンのファンタジーにおいて、魔法にまでSFかコレはというくらいのガチガチな「法則」に縛られていなければならない、的な流れがあって、それってどーなの? というような話の記事ですね。
 日本だとあんまり、欧米的な感じのファンタジーってあまり見かけないような気がします。ラノベとはまた、ああいう欧米的な剣と魔法とドラゴンのファンタジーは違う感じのものですし……。とりあえず、日本的ラノベの肌色成分多めな物と、『指輪物語』のようなファンタジーとは、結構違ったものと認識されるでしょうし。少なくとも、私は一応、違う物と考えています。どっちが上でどっちが下とか、優劣とか、そういうものではなくて、別種の物だという感覚でしょうか。
 実のところ、私自身はあまりファンタジー小説を読まない傾向があります。ハヤカワの海外ファンタジーのシリーズを一つ少しだけ読んでいたくらい……でしょうか。日本の物だと、レーベル的にはラノベの分類ですが、『魔術師オーフェンはぐれ旅』を途中まで、とかくらいでしょうか? ああ、ラノベの入り口が『スレイヤーズ』でしたね、そういえば。アレはどっちに分類していいものやら、迷いますねー。
 ファンタジーをあまり読まない代わりに、海外SFや学術入門的なもの、科学エッセイ的なものが大好きで、実は今回の記事ではどーなのと言われている、システムガチガチの魔法というのも好きだったりして。まあ、あんまりガチガチになりすぎていると、今度は息苦しい感じがしますが……。それはそれで、作品の雰囲気と合致していれば、「味」になるんじゃないかなーとか。

 記事中に指摘がありますが、「魔法にゲームの論理を当てはめてはいけない。だってこれは魔法なんだから。」という一文があって、ああ成る程ねと納得してみたり。確かに、一つの魔法に一つの効果が確定していて、消費エネルギーの差し引きどうこうといったような「システム」の魔法というのは、ゲームの魔法そのものなんだな、と。ドラクエ、FF、ウィザードリィ……。
 私も実際、ゲーム的なシステムの魔法に非常に慣れ親しんでいて、あまり違和感がありません。むしろ、一つの魔法(一つの呪文、一つのスペル、まあ何でも言い方は良いのですが)に一つの効果があり、消費MPが確定している。そういったシステムに馴染みすぎていて、全部の魔法が「パルプンテ」状態というのは、そういえばあまり考えたことがありませんでした。まあ、ゲームとしてはソレでは困る訳なので、取り入れられないのもまあ当たり前ではありますが。
 ただ、そういったゲームのシステムとしての魔法に、生まれて以来ずっと親しんできた世代が、今の創作の分野の前線に立っていくことになります。そうなると、ますますもって「システム」の魔法のファンタジーが増えていくコトになるのかも知れませんね。私は、そういうのも好きなんですけれども。
 ま、日本の場合、そもそこまでガッチガチのシステムの魔法を描いた作品って、どのくらいあるんだろうなーという素朴な疑問がまずありますが。

 ではでは。ひゅう、どろん。

通してきたかー

2012年06月26日 23時36分50秒 | Weblog
6月26日分。

 毎度。消費税の増税法案が通ってくるのはまあ予想通りでしたが、本気で造反が十人単位で出てくるとは思っていませんでした……ちょっとビックリ。幽霊です。この手の造反するぞ反対するぞの話は、結局単なるパフォーマンスに留まってしまって、いざ採決となれば実現しなかったというのが今までのよくあるパターンだったと思うのですけれども。
 増税による一般市民の生活への影響的な話としては、年収500万円世帯で年12万円の負担増といったような記事が上がっていました。どーでもいいツッコミですが、年収五百万で専業主婦または専業主夫、プラス子供二人という設定は……かなり金銭的にカッツカツになるのでは、と思うのですがどーなんでしょう? 少なくとも、都心部だとかなり辛いような気がします。
 紹介記事では国民に負担がのしかかる、といったようなマイナスでの評価ニュアンスですね。まあ、私個人もあまり有り難いことではありませんけれども。ただ、前にも書いたとおりで、高福祉を維持するにはそれだけ金が要ります。家計だろうと国家財政だろうと、先立つもの無しに出来ることなんぞありませんので。更なる増税の口実になるだけだといった指摘も余所で見かけましたが、無駄遣い以外の部分で、手厚くしすぎているところがあるんじゃないの? と思うのですが。
 ……ええ、自分の老後にはかなりカットされているであろう部分への、ひがみです。不公平だと思うんだけどなー、どうせ是正はされないんだろうけどなー。それが分かっているから、お金貯めてるんですけどね。個人年金とか。

 どうにも一日仕事が立て込んでしまって、妙に疲れました……。いつもより結構眠気が強くて、頭が働いていない気配なので、今日は短めにしてお終いです。ああ、まぶたが重い……。

 ではでは。ひゅう、どろん。

与作中、もとい模索中

2012年06月25日 21時36分43秒 | Weblog
6月25日分。

 毎度。そういえばもう今週で六月もお終いなわけでして、2012年も既に半分が経過したということですね。幽霊です。個人的には、仕事の都合で一年の流れは「四月」に始まって、翌年の「三月」に終わるという感覚なので、私にとっての「今年」はまだ三ヶ月しか経過していない状態です。2012年じゃなくて、「2012年度」で頭の中のカレンダーが出来上がってしまってますね。

 えー、土曜日に70kmの、ロードバイク初心者にはまだちょっとキツイ距離を走ってきたばかりなのですが。以来幾分か余計に熱が入ってしまったらしく、昨日に続けて今日も乗車時間を延ばす意味合いその他諸々を含めて、会社から帰ってきた後に一時間ほどFP QUATTOROを引っ張り出して走ってきました。物好きなことです、我ながら……。
 今日はちょっとここまでの数日と意識を変えて、尻の痛くないポジション探しと、それからペダルの漕ぎ方の修正と、上半身の姿勢の修正を考えながらゆっくりめに走行を。主だってはポジション探しとペダリングの方へ意識を振り向けていたため、上半身の姿勢は結果的に置き去りになりましたが……。それでもペダリングと尻のポジションの方には、ある程度成果があったようです。
 昨日にネットでペダリングの動画を見てみたり、サドルに座るポジションについての記事を幾つか流し読みしてみたりした上で、やっぱり色々間違った乗り方してるよなーと感じた次第でして。その辺りの修正をふまえて、速度や距離よりも、乗り方漕ぎ方自体を少しずつ直していこうということでの、今日の走行でした。結果、尻が痛いーサドルが合ってないかもしれないーと昨日辺り書いたのですが、別にサドルの問題ではないらしいことが判明。パッドなしでも、別にあまり痛まないことが今日分かりました。
 そちらは改善されたのですが、上半身の姿勢はまだ背中がS字になってしまっているのが、自分でも感じされます。走行中の影をちらっと見てみると、やっぱり背中が変にまっすぐなのです。あくまでも背中はアーチを描いているのが良い形であって、S字のままだと腰に負担が来てしまうのですよねぇ。多分、土曜日の帰り道に腰が痛くなって休憩回数が増えたのも、やはり姿勢がちゃんと出来ていなかったからかな、と。ペダリングとサドルポジションはちょっとだけ改善した感なので、次は上半身の改善が必要ですね。
 上半身については、「骨で姿勢を支えるのではなく、筋肉で支えて背中のアーチを作る」といったような記載を今日になって見付けまして、ああなるほどねと納得しました。それと、みぞおちの辺りをくぼませるようなイメージで上半身をハンドルに被せる、という記載もありまして、その二つの文言で何となくのイメージは分かったような気がします。あくまで、気がするだけですが。

 ペダリングについては、今までクロスバイクを無理矢理「踏んで」漕いでいた悪い癖があったようで、そうではなくペダルを「回す」意識に切り替えています。ペダルをガシガシ踏みつける上下運動的なイメージではなく、柔らかくペダルの回る円周上を撫でるようなイメージ、でしょうか。いつもより少し軽めのギアにしつつ、円運動のイメージで漕いでみると、あまり巡航速度が下がらないことが判明。
 多摩サイの路面状態との差異もあるでしょうが、土曜日の調子の良いときの巡航が23km/h、少し踏み込んで25km/h程度だったものが、今日の走行での巡航速度は21km/hくらい。更にもう少し意識を変えてポジションを直した結果、あまり力を入れていない感覚でも巡航速度が22km/h程度までは出るようになりました。つまり、それだけ力任せにペダルを踏んづけていて、ロスばかり多かったということのようです……。
 上半身の修正が進んでくれれば、先週末よりはもう少し楽に70kmを走れるようになる……かも? と若干期待しています。んー、しかし奥が深いですな。乗り甲斐があって良いのですけれども。乗り甲斐と言えば、車体がよくよく応えてくれるのに助けられています。自分の漕ぎ方、乗り方、ポジションを修正するごとに、より車体がちゃんと応えてくれるような感覚が。懐が深いというのは、こういうことかなーとか。
 とりあえず、しばらくは今のQUATTROで走っていけそうです。と言うか、エンジンの方が諸々貧弱すぎて、まだまだ車体性能が全然出ていないような気配が……。困ったもんです。

 ではでは。ひゅう、どろん。

またしてもBunkamuraか

2012年06月24日 20時19分05秒 | 毎月のノルマ
6月24日分。

 毎度。昨日の多摩川サイクリングロード70kmで脚が死亡……かと思いきや、案外そうでもなく、ちょっとかったるいくらいで普通に動けました。幽霊です。まあ、筋肉痛は避けられませんでしたが、思っていたほど痛みませんし。さすがに、階段の上り下りなどが入ると、びきぃびきぃと来ますけれども。
 意外と午前中にちゃんと目が覚めたので、とりあえず伸びっぱなしになっていた髪を切りに駅前まで。ついでなので、先代のROMA2を引っ張り出して走らせてみました。……で、やっぱり「重たい」走り心地に違和感が出ましたが。まあ、価格的に三倍以上の差があるわけでして、理由無しに高価なわけじゃないんだよなーと、感覚としても納得してみたり。あと、ロードに乗るようになってポジションがかなり変わったため、ROMA2のサドルの位置が相対的に低すぎになってしまいました。膝が曲がったままで伸びきらなくなって、乗りにくい。
 後でまたサドルの高さを変えておかないとなーと思いつつ、散髪の待ち時間は本を読み潰して、部屋に戻ってお昼過ぎ。昼は軽めに済ませて、さて午後はどうしようかなーといったところでしたが。思ったより体調は良いようだし、脚も歩く分には支障が無さそうだし、ということで。今月は既に美術館・博物館ノルマはこなしていますが、もう一つ何か行ってみることにしました。

 ……で、また渋谷のBunkamuraに行ってきた、という次第です。この間までは「ダ・ヴィンチ」でしたが、今は「クライドルフの世界」という、スイスの絵本画家の特集展示が催されています。主催がBunkamuraとNHKで、後援にスイス大使館と、個人的には新聞社系主催の美術展と相性が悪いジンクスがあったもので、一安心。中身的にも、「ダ・ヴィンチ」ほど目立った華が無かったのは確かですが、悪くない物を見ることが出来ました。
 なお、今回行ってきた「クライドルフの世界」展については、こちらが特集ページとなっております。開催開始がちょうど先週の筈ですが、日曜の午後二時というかなり混み合う時間帯に行った割には、案外空いている状態でした。……あくまで、日曜の午後にしては、という意味合いですけれども。
 あまり絵本系を買ったり観に行ったりということは、積極的にはしないのですが。今日の場合、何となく「ミュージアムカフェ」で展覧会情報をぐるぐるしている間に、この企画展に行き当たり、ああコレに行ってみるかと気分で決めた次第。Bunkamuraミュージアムだと、国立美術館と違って夜19時まで開いているので、午後に若干出遅れてもゆっくり見られるのが助かります……という事情もありましたが。
 ちょっとだけ気になったのは、日曜日ということもあって、親子連れが多かったこと。それ自体は歓迎すべきことなのですが、子供が泣くわ叫ぶわ走り回るわで、ちょっと……気になりました。開催期間的に、後半の日程は学校の夏休みなどにも重なってきそうですので、落ち着いて見てみたいという方は、なるべく平日、子供の来ないような時間帯を選ばれることをお勧めします。で、ミュージアムショップでクライドルフの絵本をお土産に買って帰ってあげると、喜ばれる……かもしれません。
 なお、クライドルフの絵のイメージは、メルヘンやファンシーとは違う印象でした。ファンタジーではありますが、あくまでもイメージとして近いのは「星の王子様」などの雰囲気です。むしろ、大人が見る絵本のような気もするのですが、さてはて。

 渋谷から戻ってきて、おおよそ午後五時半くらい。なーんかちょっと物足りないなーと、結局今日も最後にQUATTROを持ち出して、20kmほど走ってきました。軽く身体が温まる程度のペースに抑えつつ、身体を車体に慣らすために乗車時間を増やすという程度です。今戻ってきてブログを叩いているわけですが、じんわり全身が温かくて良い気持ち。
 自転車の場合、さすがに距離を乗ると腰やら尻やら痛くはなりますが、膝に負担が掛からないのは有り難いところ。ただ、正直サドルだけはいまいち尻に合っていないよーな気がします。……あー、ただ、私の場合、レーパンではなく市販の登山とか用の筋力補助タイツを使っているため、尻にパッドが全く入っていない状態で乗っています。痛む原因は、これが一番大きいのかも。
 んー……。正味、補助タイツの方は、膝から下のフォロが一番強く、太ももの補正は少しだけ弱めで、胴回りはかなりの余裕があります。何せ腹回りも貧弱なので……。その辺を考えると、補助タイツの下にパッド付きのインナーをもう一枚履くという手が考えられそう。コレだけでもある程度改善しそうな気もします。本当は、ポジションを出し直して調整するなり、サドル自体を変えるというのも考慮に入れるところなんでしょうけどねー。パッド付きのインナーでも改善しなかった場合に、そちらを考えることにします。

 ではでは。ひゅう、どろん。

ペダルに力を~

2012年06月23日 14時03分32秒 | Weblog
6月23日分。

 いいですとも……っと。毎度、せっかくの天気が良さそうな週末ということで、多摩川のサイクリングロードをFP QUATTROで走ってきました。幽霊です。何とか予定通りの行程を走りきって帰ってきましたが、体力の限界……真っ白に燃え尽きております。帰り着いて、玄関のドアを開けるときに軽くめまいがしたくらい。多分、一日で走れる限界距離がこの辺だったようです。ギリギリセーフ。

 朝の七時過ぎくらいに起床、外の天気を確認して、日差しバッチリの晴れではなく、むしろ好都合の曇天であることを確認。日焼けするわ、暑さで体力が減るわでピーカン照りはかえってシンドイのです。朝食を軽めに済ませ、ついでに栄養ドリンクを一本逝っておいてから、出発。これで八時手前くらいのタイミングでした。
 とりあえず南下して府中方面へ向かい、競馬場の辺りから多摩川の河川敷へ合流。若干途中でまたいつも通りに道を間違えたため、ここで少し時間と距離を食ってしまいました。まあ、何とかサイクリングロードへ乗れただけ良しとします。今回の走行は、ずっと多摩川の左岸(東京都側)のルートを選択しておりました。と言うか、右岸側を全く調べていなかっただけなのですが。
 なお、多摩川サイクリングロードについては、ウィキペディア先生の解説がこちらに掲載されております。ここでの記載に従えば、「是政橋から関戸橋」の辺り、郷土の森公園からサイクリングロードへ合流した形となります。ウィキペディアの記載では、「2.10」節以降のルートを通ったことになりますね。川下側から合流して、ずっと川上へ走っておりました。
 往路の途中、「石田大橋から立日橋」の区間で一度ロードがとぎれており、一般道というか裏道的なところを抜ける必要があるのですが、ここで初心者にありがちなことですが、やっぱり迷いました。道がワカラン……。かなりあちこちさまよった挙げ句、全然違う方向へ進んでしまったようです。途中で適当な目印になる大きな公園を見付けて、休憩ついでに地図を再確認。新奥多摩街道へ抜け直して、そこからもう一度多摩川へ戻れました。ここでまーた時間と距離を無駄に……。
 後は道なりに進みつつ、前を走る他の人の背中にくっついていったりしながら走り、羽村堰堤近辺まで到着。ここから旧奥多摩街道へ入り込んで、またしても道に迷いながら阿蘇神社になんとか到着出来ました。もう迷子になるのはいつものことなので、その辺りのことはもう割り切って諦めております。方向感覚悪すぎ。大きく、古びた鳥居に風情を感じながら参拝してきました。ついでに、記念なのでおみくじを一回。「吉」と出ました。良くもなく、悪くもなく……自分らしいなぁと苦笑いです。
 神社から引き返す途中で、珍しくPHSのカメラで写真を一枚。



 とりあえず、ちゃんと終点まで行きましたよ、ってことで撮影してみました。まあ、河口から走ってきたわけじゃなくて、途中からの合流なので、ぶっちゃけ手抜きなのですが……。
 この写真、阿蘇神社の参道の途中にあるやつなのですが、この参道はまるっきりロードバイクでは走れません。事前に走れないことは調べてあったので、自転車から降りて押して歩きながら探してみて、ああコレかーと見付けた次第。ピンクのテープは何の意味があるものやら? とは言え、これが貼ってあったお陰で目立ってすぐ見付けられたので、良かったのかも知れませんが。

 復路に入る前に、羽村堰堤の休憩所で三十分くらいの身体休め、プラスちょっとご飯。こういうときに、私にとっての定番になっているのがヤマザキの「ランチパック」です。大概どこにでも売っているので、ピーナッツ味を買っています。かなり甘いですけどねー、アレ。カロリーも高いし。痩せすぎ傾向の私にはちょうど良い気もしますが。
 で、休憩ついでに、写真をもう一枚。そういや、今の車体の写真ってコレが初めてでしょうか。



 車体の向こう側が怒濤の水の流れなのですが、真っ白になってしまって見えませんなー。車体がちゃんと写るように明るさを調整したら、今度は背景が見えなくなってしまいましたとさ。6年とかくらい前のPHSなので、カメラ機能もそんなに宜しくありませんし、ついでに私自身の撮影の腕なんてまるっきりです。デジカメ触ったことも無いくらいのレベルですので……。推して知るべし、です。

 復路に入って5キロほど走った頃に、腰に負担が来てるなーという感覚というか痛みが若干出始めまして。復路10キロ経過の辺りで、しょうがないので一旦休憩して腰を伸ばしてみたり。15キロで脚も干上がり始めてしまいまして、体力が切れるより先に、脚が上がってしまいました。この時点で大体走行距離が45キロから50キロ程度まで来ていたので、既にこれまででは未経験の距離に入っていたわけですね。
 これまた他の人の後ろについて道を間違えないように走りつつ、今度は「石田大橋から立日橋」区間の一般道迂回ルートも他人任せで突破。道が分かりにくい……。郷土の森公園まで戻って、サイクリングロードを脱出する頃には、完全に脚が上がってしまって、惰性走行気味になっておりましたとさ。後は一般道を通りつつときたま歩道へ上がって地図を眺めたり、軽く間違ったりしながら帰宅。何とか、転倒や接触事故などを起こさず、本人も車体も無事に帰ってくることが出来ました。良かった……。
 今日のトータル走行距離、71kmちょうど。アベレージ18km/hの、最高速度で38.5km/h……という数値が残っているのですが、どこで出したんだろう、38.5km/hって。そんなに長い下り坂ってあったかしらん? 走っていて大体分かったのが、調子の良い状態で流して23km/hくらい、少し頑張ってみて25km/hくらい、ちょっと他人と競ってみようかというときで27km/hくらいが出ていました。帰りのややへばり気味状態で、下ハンドルまで握ってもがいてみて30km/hを少し超える程度。一般道の車道側で、車に追われているときに31km/hくらいまでは頑張りますが。うん、貧脚ですね、かなり。まあ、ゆっくりやるとしましょう。
 これでもかなり、車体性能に助けて貰っている筈なんだけどなー。いや、速度よりむしろ、70kmを走れたというだけでも、車体性能が優秀だという証拠ですね。よく走ってくれました。車体に対しては「たいへんよくできました」で、エンジンの方に「もうすこしがんばりましょう」ですね。

 最後に、オマケの写真をもう一枚だけ。



 復路の途中、休憩がてら帰り道の地図を眺めていたら、至近距離にヌコがやってきてゴロンと。手をちょっと伸ばせば届きそうな位置で、このポーズです。五分くらい、こっちも水飲んだり地図見たりしていたのですが、ずーっとこんな距離でした。何か寄越せってことだったのかしらん……持ってなかったんですけどね、水くらいしか。
 手前に写ってるのが、走行中の荷物を入れて背負っているリュックです。これ、あぐらかいて座っている状態で、太ももに当たるくらいの位置にリュックを置いてます。そのリュックの端っこから、ヌコまでの距離がこの通り。野良猫にしてはかなりの至近距離。ただ、目はうっすら開けていたし、耳はハッキリこちらへ向けて固定されていたので、無警戒だったわけでもないのでしょうが。別れ際に、バイビーと一声かけておきましたが、「知らんがな」という顔でお見送りされましたとさ。

 ではでは。長くなりましたが、こんなところで。ひゅう、どろん。

サイコン

2012年06月22日 20時50分21秒 | Weblog
6月22日分。

 毎度。朝起きた時点では結構な雨が降っているなーとか思っていたら、夕方に帰宅する頃には晴れ間が覗いているという変な天気に苦笑い。幽霊です。金曜日に天気が崩れて、土日はお出かけ日和という天気予報に疑いを微妙に抱いていたのですが、短期間予報ならしっかり当たるものですね。当たってくれていた方が好都合だったので、良いのですけれども。
 さて、土日どっちで自転車を走らせようかしらん……と考え中。

 で、タイトルの件。土日どちらかに走りに出ようかと思っているのですが、それに合わせて、FP QUATTOROにサイクルコンピュータをくっつけてみました。ぶっとくてくねったONDAフォークにくっつけられるのかしら……と若干懸念したのですが、まあとりあえずちゃんと付いてくれたようで一安心。あ、自分でくっつけるのが前提だったので、懸念していたわけなのですけれども。
 とりあえず自室の玄関先でしばらくコチョコチョやって、ひとまずは前輪を回せばサイコンの画面に速度表示は出るようになりました。が、コレちゃんと合ってるのか? 走ってる間にいきなりポロッと取れたりせんか? という懸念が拭えなかったので、なら軽く走って確かめてみれば良いじゃないかと思いついてみたり。部屋でお飾りになっている先代のROMA2からライトを強奪し、これをハンドルに括り付けて夜間走行に即席対応させました。リア側は、購入時に赤点灯のランプを取り付けて貰っていたので、フロント側のライトが揃えば問題なかったので。
 夜間なので速度は抑えつつ、いつも気楽に試し乗りするときのコースを走行してきました。そういえばこの試し乗りのコース、まともに距離を測ったことが無かったのですが、サイコンの表示に従えばほぼジャスト7kmだったようです。戻ってきてからマピオンのキョリ測を参照してみて、これもぴったり7kmほど。距離が合っているのであれば、タイヤサイズに合わせた設定が大体は出来ているということだと思われます。
 速度表示を眺めてみて、アベレージで13.8km/hの、最高速度で30.2km/hといったところ。車道を避けて歩道を徐行していた時間が多かったのと、夜間で更に速度を抑えめにしていたため、こんなくらいに。最高速がその割に30まで行っているのは、最後の方で少し長めの下り坂があったからですね。逆に、往路ではこの坂を反対側からえっちらおっちら登っていくわけなのですけれども。ママチャリだと地味に面倒くさそうです、あの坂。

 サイコンで数値を眺めてみるに、割とテキトーに流しているだけでも、普通に15km/hとか出てしまうのに驚きます。ロードバイクとしちゃあまりに遅い速度ではありますが、巡航どころか、ただペダル回してるだけの感覚でも、結構速度は出るもんだなーと。この速度能力で歩道を走るわけには、まあいきませんわね。今日の場合、街道沿いの車がかっ飛ばしていく上に車道が狭いところと、自宅アパートのすぐ目の前へ出る道だけは歩道走行しましたが……。
 そういえば、今までに自転車は何台か乗り換えてきた筈だし、そのほとんどがMTBかクロスバイクかでスポーツ自転車だった筈ですが、サイクルコンピュータは一回も積んだ覚えがありません。別に走行をデータ化しようと思わなかったからでしょうが、今回はせっかくのロードバイクですしね。どのくらい速度出たのかなーとか、距離どんなもん走ったかなーとか、そういうことをこのブログでネタにするにも、サイコンが無いと計りようがないしな、ということで搭載してみました。
 ちなみに、キャットアイの安い無線サイクルコンピュータです。距離と今の速度、平均速度、最高速度、走行時間、消費カロリーに積算距離、くらいまでしか出ません。もっと良いやつだと、今のギアがどこに入っているのかまで可視化できるみたいですけれども。そこまでの高性能は要らないしなーということで、安く済ませました。どうせブログのネタに書くくらいにしか使わないので、こんなものでしょう。
 余談ですが、今まではずっと「オプティカル・ギア・ディスプレイ」といって、ギアがどこに入っているのか表示が出るようなコンポーネントを使っていました。コレ、基本はランクの低めのコンポーネントに入っています。多分、オプティカルにする分のパーツやらで重たくなるからでしょう。が、FP QUATTOROはシマノの105がメインコンポーネントなので、コレだとオプティカルになっていません。つまり、一目でどこにギアが入っているかはワカランと。最初はさすがに不安だったのですが、案外一時間も乗っていたら慣れてしまいました。重たいなと思えば軽いギアへ落とすし、軽いなと思えば重たいギアへ持っていくだけ。案外無くても困らんな、というのが結論でした。
 さあ、せっかくサイコンも積みましたし、土日どっちかは走るぞー。

 ではでは。ひゅう、どろん。

罰則化かー

2012年06月21日 23時13分12秒 | Weblog
6月21日分。

 毎度。そういや何故にこんな中途半端なタイミングに……と毎年思いはするのですが、ともあれ健康診断の季節がやって参りました。幽霊です。去年は体重49キロ台という危険水準まで落ちておりましたが、とりあえず今年は51キロほどまで持ち直していたようで一安心。51キロだと一気に2キロ増えた計算ですが、まあ……ねぇ? 49キロは落ちすぎていた状態ですし、ここ最近は自転車に乗ることもあって食べる量を少し増やしていますから、増えていてくれないとむしろ困るわけで。
 こちらで診断用紙から読み取れた範囲内では、血圧は若干上がっていましたが誤差の範囲内、視力は前回と全く変わらず、といったところ。他の内容は、血液検査やら尿検査の結果待ちになってしまうのですぐには分かりませんね。アレ、結果が来るのが割と遅いのですよねぇ。

 さて、タイトルの件。あまりテレビなどでは報道されていないのかも知れませんが、違法ダウンロードに刑事罰を導入する著作権法改正案が、昨日に参議院本会議で賛成多数で可決、成立しました。ダウンロード刑事罰化などは、10月1日に施行されることになっているそうです。一般の方にはあまり影響がないのかも知れませんが、私のようにネットに貼り付いている類の人間には、ちょいちょいと影響が出てくる話であります。
 とりあえず、大まかに要点になりそうなところだけニュース記事やらから切り抜いてみました。

 1.罰則内容は、2年以下の懲役又は200万円以下の罰金
 2.親告罪である
 3.違法にアップロードされた音楽ファイルなどを違法と知りながらダウンロードするとアウト
 4.映画などのDVDをPCのHDDにコピーする「リッピング」も違法行為と判定される
 5.とりあえずyoutubeなどを「視聴する」だけなら違法にはならない

 ……こんなものでしょうか。細かいところまで踏み込んでの、アレは良い、コレは駄目という解釈については、私には全然判断の付かないところなのでパスです。ただ、基本的に「これ微妙かも?」と思うものについては、基本的に違法であると考えておく方が無難であるように思います。
 上で5つ挙げた中で、最重要になりそうなのが2の「親告罪」であること、3の「違法と知りながらダウンロードする」ということ、でしょう。前者の親告罪というのは、権利者から被害を受けましたという報告が無い場合には罪に問わないということ。後者の方もまあ若干の余地を残した感じで、この両者を併せて考えるに、基本的にはよほど悪質なケースでない限り、いちいち訴えられるということは無いのではないか、とも。
 ぶっちゃけ、警察にせよ権利者側にせよ、一件ずつの個別の違法ダウンロードを追い切れるとは思えません。かなり手間暇かければ追えるかも知れませんが、んな手間暇かけてられっかよ、というところかと。従って、「やろうと思えばやれるんだぜ?」ということを法的に裏付けるための法改正であり、差し当たって即時の根絶を目指したものでは無い、と個人的には見ています。まあ、思い出した頃に「見せしめ」として悪質なケースを公表して潰す、くらいはするかも知れませんが。
 あ、youtubeのような、動画を一時ファイルに保存して再生するようなタイプの場合、上にも書いたとおりで「視聴するだけ」なら違法扱いはされないようです。ただし、その一時ファイルを取り出して他のソフトウェアで見る、別の記録媒体に保存する、などをやると違法判定になるようです。

 既に一般のCDなんてほとんど買わなくなってしまって、今現在聴いているものと言えば、ニコ動のゲーム実況動画だったり、ZUN神主が二次創作を公認している東方シリーズのアレンジ音楽だったり、そのくらいしかありません。その辺も、MP3プレーヤに持ってくることもしなくなってしまって、もうPCを付けっぱなしにして、動画サイトの再生をリピートにしているだけという状態に。少し前までなら、会社通勤の行き帰りに音楽を聴きながら歩いていたものなのですが、それもしなくなりましたね、いつの間にやら。
 この違法ダウンロードの罰則化については、日本レコード協会がすぐに歓迎のコメントを出しているようです。まあ、そりゃそうでしょうけども……。ただ、罰則化されたからと言って、じゃあCDの売上は伸びるのかと言うと、伸びないんじゃないかなぁと私も思います。単に、今より聴かなくなるだけと違うかしらん? みんな、適当な低音質でのダウンロードやらレンタルで済ませているということは……買ってまで聴くほどの価値は見いだしていない、ってことですしね。
 腹いせに叩きやすいところから叩きました、みたいな感がなきにしもあらずなんですが。これでも売上低下に歯止めが掛からないときには、さて次はどんな口実が飛び出してくるのやら? 同じ時代遅れのメディアなら、CD一枚買うよりは、同じ金額で本二冊買う方が私個人は気分が良いかもなー。無論、気になるCDならちゃんと買いますけれども。買おうかな、と思うものが無いだけです。

 ではでは。ひゅう、どろん。